電波刑事 投稿者:あかすり 投稿日:2月28日(月)19時00分
 「長瀬ちゃん………ワッパ届いた?」

 
「は…?」
呆然とする僕の両腕から『カチリ』と音がする。

見ると、何時の間にか手錠がハマっていた。

「る、瑠璃子さん…コレって一体…?」

気がつくと両隣に制服警官が控えていた。

「瑠璃子さん、ちょっ…!?」
言い終える前に両肩を捕まえられた。

瑠璃子さんはハンカチを振りながらコチラを見送っている。

「長瀬ちゃん………お迎えには行くからね…」

「ちょっ…、痛ッ…、放して下さいって…、ちょッ、瑠璃子さん、瑠璃子さぁぁぁん!!?」

僕はそのまま、『捕まった宇宙人』の格好で連行された。





カツ丼が美味しかった。




自分の罪状もわからないし、根拠も無いが…真犯人は月島さんだ………なんとなく、そう思った。