そんな男女の物語  投稿者:イリュージョン


あ〜〜〜やっと帰って来たぜ〜!
いや〜修学旅行は楽しかったな〜。
さすが北海道だぜ。見所満載って感じだったな。
目を閉じるとあそこでの思い出が鮮やかに蘇ってくるぜ。

網走監獄はすごかったよな〜。
あんなくそ寒い所であんな味気ない独房の中に囚人達は入れられてたってわけか。
ちょっと同情するぜ。まあ自業自得だけどな。
それにしても、屋根の所に脱走しようとしてる囚人の人形があるのにはちょっと驚いたな。
あれってやっぱ例の脱走王なんだろうか。

トドワラの散策はハッキリ言ってちょっとしんどかったな。
・・・そう言や、あそこで足場から足踏み外して泥まみれになった奴がいたな。
あいつには悪いけど、心の中で大爆笑しちまったぜ。

硫黄山は・・・・・・臭かったな。
でも、何故か体は硫黄が吹き出してるあたりへ向かっちまうんだよな。
珍しいもの見たさって言うか・・・。
体、硫黄臭くなってねーだろうな。

でも、一番楽しかったのはやっぱ札幌観光かな。
確か、雅史とあかりと一緒に北海道大学を見に行ったんだよな。
でかかったよな〜・・・あそこは。
その後、時計台にも行ったっけ。



・・・おっと、いけね。
いつまでも思い出にふけってるわけにはいかねーな。
葵ちゃんに北海道みやげを持っていかねーと。
よっし、待っててくれ葵ちゃん!藤田浩之、今行くからなーーーーーーー!





いつもの練習場所に到ちゃーく・・・っと。
・・・あれ?おかしいな。
いつもならここらあたりから葵ちゃんがサンドバッグを蹴る音が聞こえてくる筈なんだが・・・。
今日、休みの日だったっけ?
いーや、そんな事ないはずだぞ。
・・・もしかして、病気にでもなったか?



・・・あ、いた。
でも・・・何やってんだ?
膝抱えて座り込んでるぞ。
あ、そうか、今は休憩時間か。
適度に休憩をとるのは大事な事だもんな。うんうん。
・・・よーし、驚かしてやろう。
葵ちゃんに気付かれないように・・・・・・。

・・・よーし、これだけ近づけば上等だな。
それじゃ行くぞ。せーの・・・

「先輩・・・・・・。」
!
バレてる!?
な、何故だ!?俺の抜き足差し足忍び足♪は完璧だったはずだぞ!
も、もしかして葵ちゃん、俺のいない間に気を感じる事ができるようになったのか!?
もしそうだとしたらすごいぞ葵ちゃん!
孫○空を越えるのも夢じゃないな!

「先輩、早く帰ってこないかな・・・・・・。」
ん?
なんだ、気付いてなかったのか。
・・・それにしても葵ちゃん、もしかして今までずっと俺の事を待っててくれたのか?
くぅーーー、可愛い、可愛いすぎるぜ!
もー後ろから思いっ切り抱きしめてやりたいぜ!
よっしゃ分かった!それほどまでに俺に会いたいのなら今すぐ出ていってやろうではないか!
・・・いや、待てよ。
そのまま出ていったのではいまいち面白味に欠けるな。
ふーむ、どうしたものか・・・。
!  そうだ、こいつを使おう!
葵ちゃんへのお土産に買ってきたキツネの人形!
名前は・・・コン太でいいか。
よーし、それじゃあ・・・








「新しい技考えたから、実験台になってもらいたいのに・・・・・・。」








さよなら、葵ちゃん。



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M「浩之の北海道の思い出は、先生の修学旅行での思い出を参考にしてるんですって?」
イ「まあな。そういえば、ある所でボートに乗ろうとして失敗して片足池ん中に突っ込んだ事もあったな。」
M「鈍くさいですねえ・・・。」
イ「じゃかあしいわ!」
M「あははは、それじゃ先生、感想をどうぞ。」
イ「うむ。」

<PS版トレカにおける悲劇・・・なのか?>闘魂秋吉様
PS版で橋本がいなくなったのは納得いかないっす!
俺が志保シナリオを進めようと思ったきっかけは、「橋本が見たい」だったのにい!
ちくしょう、リーフの馬鹿あああああああぁぁぁ!!!(あ、アクアプラスか。)
・・・すいません、感想になってないですね。

<機婦の耳>NTTT様
むう、浩之の行動、分からないでもないですね。(笑)
俺が浩之だったら、多分速効でくっつけてるっす。(爆)

<『弥生のお見舞い』>久々野  彰様
弥生さんってば天然♪
うーん、なんかほんわかな感じですねぇ。
それと、感想ありがとうございます!

<みどりいろのいきもの>MIO様
そ・・・そうだったんですか!
雪男・・・雪男・・・雪男・・・。
でも・・・そしたら、頭のあのプロペラは一体なんなんでしょうね?
う〜む・・・やはりあの2匹(2人?)は永久に謎です。

イ「しかしなんだな、やはり東鳩だけでは出せるネタにも限界があるな。」
M「それは先生のチンケな頭が原因なのでは・・・?」
イ「じゃかあしい!・・・むう、明日あたり日本橋にでも行ってくるか。」
M「雫と痕探しにですか?」
イ「そのとーり。」
M「お好きにどうぞ・・・。それではみなさん、さようなら♪」
イ「また会おう!」