矢島の優雅なる午後 投稿者:イリュージョン
いい天気だ・・・。
俺は真っ青な空をぼんやりと眺めながらそう思った。

今、俺は学校の屋上に来ている。
いつもより少し早めに昼食を食べ終えてしまったので、何もする事がなかったからだ。
無限に広がる大空の下で、ボーっとするというのは気分のいいもんだ。
先輩の気持ちがよく分かるぜ。
俺の隣には、何故か琴音ちゃんがいるが、深く考えない事にしよう。

だが・・・
俺の頭をふと嫌な予感がよぎった。
そう、これはあくまでギャグSSなのだ。
このまま平穏無事にすむはずがない。
必ず誰かがこの平和な時間をぶち壊しにくる。
願わくばこのまま何事もなく終わって欲しいもんだが・・・。

「藤田ああああああぁぁぁぁーーーーーーーーーーー!!!」
ドガターーーーーーーーーーーーン!!!
・・・ほら来た。
「ハアッハアッハアッ・・・やっと見つけたぞ藤田!」
「・・・なんだ矢島か。俺になんか用かよ?」
「なんだじゃないっ!俺から・・・俺から我が麗しのあかりさんを奪いおってえ!!!」
「・・・いつからあかりはお前のものになったんだ。あかりはもともと俺に気があったんだよ。」
「黙れぇっ!!!あの日から俺は・・・血のにじむ特訓をしてきたんだ!あかりさんをお前から取り戻すためになあ!!!」
「・・・はあ?」
こいつ・・・とうとう頭がおかしくなっちまいやがったか。
「・・・悪いが、きちがいにつきあってるほど俺は暇じゃないんだ。じゃあな。」
「誰がきちがいだ!!!藤田、俺から逃げる気か!」
「そう思いたいのならそう思ってくれ。」
「ふふふ・・・逃がさん!」
ゴウッ・・・・・
その時、どこから吹いてきたのか都合の良い風が矢島の周りを取り囲み始めた。
「な・・・なんだ?」
「見せてやるぜ藤田・・・これが特訓の成果だ!」
矢島がそう叫んだ刹那、矢島の体が一瞬だけ不思議な輝きを放った!
「うおおおおおぉぉぉぉ!!!」
「!!!」



「よっしゃあ!!!どしたどしたあ!!!楽勝!!!ヒャッホウ!!!オラオラオラオラオラァ!!!」
「・・・???」
矢島は・・・前転をしながらいちいちポーズをとってわけの分からない事を言っている・・・。
これ・・・どっかで見た事あるぞ・・・。
「なめんじゃねえぞ!!!」
あ、跳んだ。
「余裕ッス♪」
ビシッ!
・
・
・
・
・
「・・・琴音ちゃん、後は任せた・・・。」
「・・・分かりました。」



1分後、屋上にはさっきまで矢島だったモノが血の海の中で横たわっていた・・・。



合掌。



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M「・・・」
イ「・・・」
M「・・・壊れましたね先生。」
イ「言うな。」
M「雅史はいつ出てくるんですか。」
イ「聞くな。」
M「初めての矢島の扱いがこれですか。」
イ「そうだ。」
M「『脇役に愛の手を!』が先生のモットーだったんじゃないんですか。」
イ「そんなモットー言った覚えないが。」
M「今私が考えました。」
イ「・・・」
M「・・・」
イ「・・・とりあえず、感想を書こう・・・。」
M「そうですね・・・。」

<To  Heart7  第3話  ファイヤーヴァルキリー立つ!>  闘魂秋吉様
初めまして!
うわー、我が愛しのマクロス7!
バサラ様にはかなり惚れ込みましたよ!
浩之がかっこ良すぎです!

<To  Heartif『月は、太陽に』第27話>  ARM様
初めまして!
すごいです・・・。
戦闘時の描写がため息が出る程緻密でリアルで・・・。
僕には到底真似できそうにありません・・・。
>「俺に惚れちゃあイケナイぜ」
このセリフがすごくいいです。浩之らしいっていうか・・・。

<『葵の道』>比々野  彰様
初めまして!
葵ちゃんはエクストリーム界のアイドルになりたかったんですね。(笑)

<望郷>仮面慎太郎様
初めまして!
こういうほのぼのな話は個人的にすごく好きだったのでとても良かったです。
花火に照らされたあかりちゃんはすごく綺麗だと思います♪

<遊撃宇宙船艦セリオン・第三十二話『真なるレザム』>紫炎様
初めまして!
この話、まだ一話から見てないので、設定とかよく分かりません。(滅殺)
よく見てから感想書きます!すみません!

<たとえ魂燃え尽きるとも>ざりがに様
初めまして!
浩之のよく分からないライバル心が笑えますね。
僕はPS版しかやった事ないのでケダモノな浩之って想像しにくいんですけど・・・。

<あなたにあえて>グンヤ様
初めまして!
最初、13話を見て、芹香が剣道部のマネージャーをしているというのに驚いてしまいました。



M「そういえば、感想はメール式じゃなかったんですか?」
イ「あの発言は撤回させてくれ。」
M「いい加減な・・・それではみなさん、また会いましょう。」
イ「さらばだ!」