オレはマルチの妹を買うために町へ出た。 町にあるデパートの中の電化製品を扱っている店のショップウィンドウには、たくさんのマルチの妹達が並んでいる。 オレはそのマルチの妹達の中でふと目をひくのを見つけた。 その瞬間、オレは体中に電気が走った。 「あれは、もしかして!」 そのウィンドウに走る。 「やっぱり…………」 そこにいたマルチは………………赤だった…………いや、正確には髪が赤だったのだが。 「髪が……………赤……てことは………」 「君は…………もしかして藤田君かい?」 そこにはあの、公園でハトにエサをやっていたオッサン、ロボットに心は必要なのか?と訊いてきたオッサンがいた。 「あ、あんたは」 「ふふっ、藤田君、君はこのマルチがあれじゃないか?と思っているね?」 「もしかして、本当にあれなのか?」 「ああ、もちろんだとも」 オッサンは満天の笑顔で言った。 「通常の、三倍だ」 ゴキュリ(つばを飲み込む音) 一ヶ月後 「お掃除…………開始です!」 マルチはモップを握り、そして掃除を開始した。 ウィィィィィン バシュシュシュシュシュ!! 家の床がどんどんピカピカになってゆく。 「ふわわわわ、やっぱりこの体ははやいですぅ〜〜〜」 そう言って髪が赤いマルチは通常のザクの三倍のスピードで二階に上がっていった。 ジ・エンド どうも〜〜初めまして、赤い○○と言います。 いや〜〜〜なんか勢いで書いてしまった(^^;; こんなんわかる人にしかわからんでしょう。 申し訳ないですm(−−)m これからちょくちょく書いていこうと思っていますのでよろしくおねがいします。