太田嬢ご乱心 投稿者: WILYOU
・其の一

 変わりないいつもの授業。カッカッという黒板にぶつけられるチョークの音だけがやたらと室内に響く。
そんな中で一人の女子生徒が突然ガタッと立ち上がった。
 皆の視線を一身に集めながらもその少女は言った。
太田「せっくす」
 とたん教室内に爆笑の渦が巻きおこる、だが彼女はかまわずに続けた。
太田「うふ、うふふ、ねぇちょうだい。貴方の**頂戴。我慢できないの、もう我慢できないの!ねぇちょうだいよ、わたしの**で***な***に月島さんのち…………………」
 とたん教室内に重い沈黙が訪れた。
…。
……。
…………………。
教師「あー、ネタバレは面白くないぞ。太田」

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・其の二

変わりないいつもの授業中、突然一人の女子生徒が立ち上がった。
太田「せ、せせっ、せっ、くす…………………」
 とたん教室内がシーンと静まり返る。
…。
……。
…………………。
教師「あー、照れはいかんな、照れは」

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・其の三

またまた変わりない授業中。一人の女子生徒が立ち上がった。
太田「せっくす」
 そして笑いの渦中に立たされつつも彼女はかまわず続ける。
太田「ねぇ、頂戴。あなたの****頂戴。もう(以下省略)。せっくすせっくすせっくすせっくすせっくすせっくすせっくすせっくすせっくすせっ!!!」
 とたん口を手で押さえてうつむく太田。どうやら舌を咬んだらしい。
 教室内に重い沈黙が流れる。
…。
……。
…………………。
女生徒「きやああぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!」
教師 「まっまて、顔を掻きむしるんじゃない!太田!!!」

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・其の四 
 授業中一人の女性徒が立ち上がって言った。
太田「しっくす」
 教室内に重い沈黙が流れる。
 しかし彼女はかまわずに続けた。
太田「そ、そう………。悪魔の数字、しっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくすしっくす…………」
……。
…………………。
教師「自分の間違いは素直に認めような、太田」
太田「iとeだけですもん………」

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・其の五

 太田が授業中突然立ち上がった。
太田「タックス」
 教室内に重い沈黙が流れる。
 しかし彼女は構わず続けた。
太田「タックスタックスタックスタックスタックスタックスタックスタックスタックスタックスタックスタックスタックスタックス…………………」
……。
…………………。
教師「あー、政府の税政策か?太田」
太田「最高税率下がっても平民には関係ないです」

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・其の六

 太田が授業中立ち上がった。
太田「ワックス」
 教室内に沈黙が流れる中、かまわず彼女は続ける。
太田「すべすべした輝く液体をボディ全体に塗りたくり、その官能的な姿に思わず興奮。まだ滴るそれを柔らかな布でそっと撫でるようにふき取り、ぺろりと舐めるとき、私は言い様のない快楽に捕らわれる。そう、ワックスワックスワックスワックス…………………」
……。
…………………。
教師「あー、昨日お前は何のバイトしてたんだ?太田」
太田「…洗車」

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・其の七

太田がテスト中ガタッと立ち上がる。
太田「エックス」
 教室内に沈黙の流れる中、彼女は構わず続けた。
太田「ねぇ入れてよココに!思いっきりぶち込んで思いっきりイッちゃって!もう真っ白、私の頭真っ白なの! もう駄目なのよ、駄目、変に、変になっちゃうのよ私っ!えっくすえっくすえっくすえっくすえっくすえっくすえっくすえっくすえっくすえっくす………………」
……。
…………………。
教師「xの代入値に欲情してどうする、太田」
太田「卑猥的なのに…」


作者談:ああっ太田さんって可愛いっ☆

                <おわり>
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 おそまつさまでした(汗)
本編との食い違い、文の稚拙さ、言葉の過った使い方などについてはすいません(汗汗)
にしても太田嬢よかったです(雫体験直後)

私信です。
>くまさん、久々野 彰さん、ピナレロさん
感想本当にありがとうございました。本当に嬉しかったです☆