やったぞ!ネタが浮かんだ!!(ただしお好み焼き食いつつ(爆)) 投稿者: おばQ
やった!ついに、ついに、ついにぃっ!!芹香編のシナリオが浮かんだぞ!(喜)
ここまでこぎ着けるのに、いったいどれくらいかかったことか・・・(泣)
で、今こそここでその敵をとるのだっ!!
というわけで、『もう一つの東鳩』第4回をお送りします。

もう一つのTo Heart(芹香編)
(注:これは本編の続きです。その辺を踏まえて読んで下さい)

「・・・先輩。わざわざパーティーを抜け出してまでオレに会いに来てくれるなんて・・・」
 オレは先輩がさらに好きになった。
 普段は無口で、大人しくて・・・それでもこんな風に時に思い切った行動をとる、そんな先輩がオレは大好きだ。 
「・・・・・・」
 私にとっては、どんなパーティよりも貴方と一緒の時間の方が大切です、と先輩はいつもと同じ小声で言った。
「せ、せんぱい・・・」
「・・・・・・」
 高ぶる気持ちを胸に、見つめ合う二人。
 公園の水銀灯の寒々とした蒼白い灯火も、今のオレの目には暖かに見える。
 先輩がほんのりと頬を朱に染め、そっと瞳を閉じる。
 ほんの少しだけ長い睫毛が震えている。
 オレは胸の高鳴りを抑えつつ先輩の肩に両手を添え、そっとその淡いピンクの唇に唇を・・・
「おぢょうさまぁ〜〜〜〜〜っ!!」
 現れやがったな、セバスチャン・・・
 くそぅ、お約束通りいい所で狙ったように現れやがって!
「ぜぇ、ぜぇ、はぁ、はぁ・・・こんな所に居られましたか!突然何も言わずに抜け出すなど、とんでもないことですぞ!」
「・・・・・・」
 すみません、と先輩は謝った。
「さあ、今すぐ帰りましょう!」
 セバスチャンはそう言うと、先輩を連れて車の方に連れていった。
「先輩!」
 オレの呼びかけに応じて、先輩はこちらに振り向くと、
「・・・・・・」
 また今度、次こそ二人きりの時に私の誕生日を祝って下さい、といった。
「うん、そうするよ!先輩!」
 そして先輩は、車に乗った後も、見えなくなるまでずっと後ろの窓からオレの姿を見つめ続けていた・・・。

 ぴ〜んぽ〜ん
 その三日後、オレが家でくつろいでいると、唐突に玄関のベルが鳴った。 
 あかりか?・・・いや、違う。いかにも控えめなこの鳴らし方は・・・まさかっ!?
 オレは信じられないまま、ほのかな期待を抱きつつ玄関に向かう。
 階段を下りることさえもどかしく、三段飛ばしで駆け下りる。
 玄関のドアを開けると、そこには・・・
「先輩・・・」
 オレの期待を裏切らず、先輩がそこにいた。
「・・・・・・」
 約束通り、今度は二人きりで誕生日を祝って下さいね、と先輩は言ってにっこりと微笑した。
 先輩と出会って二ヶ月、始めてみた先輩の微笑みは、今まで見た誰の微笑みより素晴らしかった。

PS:ううむ、駄文だ(泣爆)
今ひとつダメですね。盛り上がりに欠けますし、なんか書いてて恥ずかしくなってきました。この調子では、次に書く予定の葵編もダメかな(ToT)
でも、私はめげない!意地でも書き続けるぞぉっ!!

<感想>
ROSSOさん:だんだん面白そうな展開になってきましたね。目が離せません。
でも、あかり萌えな私としては、あかりが悪者なのは・・・(泣)あかりだけは殺さないでぇっ!!

追加の感想はこれのみですね。ではでは。