『想い…』月島瑠璃子編

「るりこ、やっと…もどってきてくれたんだね。」
私はただうなずいて、お兄ちゃんの側に座る。
「るりこ、ごめんね。ぼくは…ぼくは……」
「もう良いんだよ、お兄ちゃん。」
お兄ちゃんの言葉を遮り、私は…お兄ちゃんを抱きしめた。

…暗い闇の中。
…夜明けの来る事の無い世界。
…だけど、私のたった一人のお兄ちゃんが居る世界。
だから…私はここに戻った。

「るりこ、これからは…いっしょだよね？」
「そうだよ、お兄ちゃん。私、どこにも行かないから…」
「るりこ！」
私を力強く抱きしめる。そこには、確かなぬくもりがあった……。
周りの寒さとは違って、その手は暖かかった…。

『どうして、こうなっちゃったのかな…？』
『いつから、私達はこうなっちゃったのかな？』
優しかったお兄ちゃん、狂っちゃったお兄ちゃん、壊れちゃった私。
そして、私とお兄ちゃんと同じように苦しんでいた長瀬ちゃん…
長瀬ちゃんだったら、お兄ちゃんとおんなじだから…
長瀬ちゃんだったら、私とおんなじだから…
助けてくれると思った………
でも、私もお兄ちゃんも、そして長瀬ちゃんも助からなかった…

私には分かる。
長瀬ちゃんがまだ、泣いているのを。
「さみしい、さみしい」って泣いてる。
いままでのお兄ちゃんとおんなじように……
今のお兄ちゃんは泣いていない。
私がそばに居るから。
さびしくないから…でも、長瀬ちゃんは……

「…ごめんね、長瀬ちゃん…今も…大好きだよ…。」
だから私はここから長瀬ちゃんに電波を送るの…
「長瀬ちゃん、電波届いた？」

                                 −終わり−
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 どうも、岩下です。
テスト中なのに、現実逃避をしてこんなのを書いてしまいました。
いかんなぁ〜（汗）

では、レスをば…
＞刹那五月様
はじめまして、『目覚め』かなり強烈でした。
気持ちは分かります。

＞NoGod様
はじめまして、『一つ屋根の下で』笑わせていただきました。、
プロレスごっこですか…きっと耕一がノックアウトされているでしょ
う（笑）
千鶴さんの料理を…怒りゲージがMAXですね。

 久々野 彰様
「クイズだクイズ」笑わせて頂きました。
あぁ、私の過去の汚点があぁぁぁーーー
「デンパマン」いつもながら面白いです。
「Ｌメモ超外伝ＳＰ」面白かったです。
私も、出していただいて感謝しています。

＞その他の方々
   こんな言い方ですいませんが、改めてレスしますんで…

＞私をＳＳに登場ざせて下さった方々
うぅ、ありがとうございますぅ〜！
こんな私で良ければ使ってやって下さい〜
皆様に覚えていていただけて、うれしいです。

ではでは、これにて失礼します。
…今日は徹夜だな……