過去の魂(2007/6)


2007/6/30(Sat)

 実は先週、ビーエムの窓から異音(カタカタ音)が頻発するようになり、購入した店へ修理に出していたのだが、それが今日、ようやく修理から帰ってきた。
 原因はウィンドウ・レギュレータの歪みとのこと。ま、ビーエムに限らずドイツ車の窓周りにトラブルが多いのは周知の事実であるが、それにしてもね。
 考えて見れば、ポロの運転席側窓もレギュレータ不良のために交換を余儀なくされたのであった。
 しかしだ。レギュレータが歪む、ということは、レギュレータを歪ませる方向の力が窓の開閉時にかかっている、ということなのではないか。つまり、窓の開閉頻度が多ければ、この部品も壊れやすくなる、ということになる訳で。むー。
 車内でタバコを吸うもんだから、窓は結構頻繁に開け閉めするんだよなぁ。むーむー。
 いやでもなんにせよ、一週間ぶりに戻ってきた愛車はやはり、イイ。

2007/6/27(Wed)

 会社の部下が、入手困難と言われている「札幌 らーめん缶 冷やし麺」を買ってきてくれたので、早速食べてみた。



 蓋を開けてみると、濁った液体の中になにやら怪しげなものが浮かんでいる。どうやらこれがこんにゃく麺らしい。メンマも垣間見える。



 付属のフォークで麺をすくってみる。多少のふやけてしまった感はあるものの、見た目に違和感はない。



 で、実際に食ってみたが、これはもう間違いなく糸こんにゃく。冷やし麺とのことだったので常温のまま食べてみたのだが、酸っぱ辛いスープに浸された糸こんにゃくそのものである。らーめんぽいとからーめんだと思って食べればらーめんに思えなくもないとかそういう好意的な感想が虚しくなるほど、100%間違いなく酸っぱ辛いスープに浸された糸こんにゃく(および味付けメンマと得体の知れない肉片)以外の何者でもない。さらに、缶に表記された「札幌」が何を意味するのか、さっぱりわからない。
 むー。もうちょっと目から鱗的な展開を期待していただけに残念。ここはもう「醤油味」に期待するしか。



2007/6/12(Tue)

 さあ、千葉鑑定団探検隊隊長のこの俺が、『千葉鑑定団 湾岸習志野店』にやってきましたよ。



 とはいえ、店内の写真を勝手に掲載して良いのかどうだかわからんので、以下、音声のみでお楽しみください。
 さて、他の店舗と決定的に違うのは、建物が新築ってことですな。他の店舗は漏れなく大型電気店などが廃業した後の建物を流用していましたが、この店舗は違います。南船橋にできた『イケア』のそばにできた『ビバモール』にテナントとして入っているといういままでにない店舗展開に多少気後れしている俺がいますよ。
 店内は綺麗ながら、手書きのポップと雑然とした商品棚にホッとしてしまいます。このチープ感が千葉鑑定団の大きな特徴なわけですね。つまり、同じ値段でも活字と手書きを比べた場合、手書きの方がなんとなく安く感じてしまう、という心理を狙っているようで。さらに、値段のカンマを打つ位置が微妙に間違っているポップが存在する、という点も他店の慣わしを踏襲しています。
 で、問題の楽器売り場です。大変です。大量です。もの凄い数のギターやベースがズズズラっと並んでいます。いきなり立ちくらみです。やるなー。
 ですが。
 あー、リサイクル・ショップの新店にありがちな無茶な値付けが敢行されてしまっています。フェンダー、ギブソンなどはまだしも、国内メイカーの通販モデルなどは新品が買えてしまうような値付けです。担当の人、かなりがんばっちゃったようです。
 さらに、伝説の二光通販ブランド、『ハリー』のストラト(当時の通販価格約二万円)が当時の販売価格越えで売られています。これはいったい…。『ハリー』ごときにプレミアム価格っつーことでしょうか? 確かに、中古楽器マニア必携のムック本、『ジャパン・ヴィンテージ』で特集されたこともあるブランドではありますが、初期のフェンダー・ジャパン物であるとかトーカイのシルバー・シリーズであるとかフェルナンデスのFST/RSTなどと同列に語られていた訳ではなく、それが高嶺の花であった時代の仇花として存在したそれらを資料的な視点から深く抉ったというだけであり、ヴィンテージとしての骨董的価値を鼓舞するものではない訳で。つまり、ハリーは所詮ハリーなのだが…。
 ということで再びめまいに襲われた俺はそそくさと店を後にしたのであった。値付けがこなれた頃(一、二年後?)にまた来よう。
 以上、中継でした。

2007/6/2(Sat)

 ロードレイジ【Road rage】、という言葉を耳にするようになって久しいが、その言葉が現す行為自体はさらに古くから存在していた訳で、今日、俺が遭遇したちょっとした車同士の小競り合い的な事象がそうであるように、まぁきっとなくなることはないのだろうなぁ、という感想を持つに至った。
 さて、なにを言いたいのかさっぱりわからなくなったぞ。
 そうそう。
 今日、車で近所に買い物に行った帰り、左右に車が駐車していた関係で車一台が通るのがやっと、という状況で前方から車が走ってきて、タイミング的には俺の方が先にそこを通過できそうな感じだったのに前方から来た車が突入してきた訳ですよ。
 という状況説明は俺の主観なので、向こうは向こうで逆の事を主張するかも知れないけれど、まぁ、結果的に正面衝突を回避するためにお互い急ブレーキを踏むことになった、と。で、ちょっとカチンと来てしまったのでそこに止まったまましばらく向こうの様子を伺っていたのだけれど、道路の左側へ、つまり俺から見て道の右側へハンドルを切って俺の横を通過しようとするのだけれどそんな余地は残されていない訳で、膠着状態になったのですな。
 ドライバーは女性のようで、悪びれる様子もなく、結局止まったまま動こうとしない。いや、へたにハンドルを切ったものだから前にも後にも動けなくなった、というのが正確な表現なのだけれど。
 で、いつまでもこうしていてはいつまでもこのままだなと諦め、結局は俺がバックして通してやったのだが、通過する際に挨拶をするでもなく、なんだか後味の悪い感じが残った。
 今回のような場合、なにがそうさせたのかと言うと、単に「自分が先に通過する」という自己主張というか相手に対する優位を示すというか、そういった感情を持つに至った同士が邂逅したことによるものなのではなかったか、と。「急いでいる」という状況も同様だが、いずれにせよ相手が自分より優位であることに我慢がならない、という感情に変わりはない。
 けれど、感情の問題であればそうなのかな、と思う一方、女性ドライバーの状況認識の甘さというか、ちぐはぐさというか、そんなことも原因なのかな、とも思う訳で。あ、いや、女性ドライバーに対する偏見なのはわかっているのだけれど、実際に路上で首を傾げたくなるような行為に及ぶのは圧倒的に女性ドライバーである場合が多いので。
 ただ、女性ドライバーの側から見たら、男性ドライバーは野蛮に見えたり傲慢に見えたり、また別の思いがあるのだろうなぁ、と。それは相手が若者でも年寄りでも同じな訳で、そんなことでアタマに血を上らせてもなにも得るものはなく、単にもやもやした嫌な感じが残るだけなのだなぁ、と。
 結局、他人の行為は自分を映す鏡なのだな、ということに思い至った今日であったと。


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