過去の魂(2004/3-5)


2004/5/19(Wed)

 中古ギターリペアジャンキーのぶちょですがなにか?
 今度はベースを買ってしまいました。FERNANDES FRB-65M。ブラックボディにゴールドパーツ(ペグ、ブリッジ、ストラップピン)が映えてめちゃ渋。ボリューム、トーンコントロールノブ無し、各コントロール回らず、音出ずのジャンク。定価六万五千円を四千二百円で購入。
 早速持ち帰り、全てのパーツをバラす。ネックの反りはなし。大きな傷もなし。コントロールポッドには潤滑剤を吹き付け、しばらく放置。ボディと各パーツを磨きあげた後でコントロールをペンチで回してみるとスムースに可動。ペグとブリッジを取り付け、四弦だけ張り、ジャックインしてみる。ボリュームを回して弦を弾く。ボーン。うひゃひゃひゃひゃ。
 フロントボリュームもリアボリュームもちゃんと可動。トーンコントロールもOK。うーむ、良い買い物をしたなぁ。

 後日、ゴールドのボリューム、トーンコントロールノブを購入して取り付け。激渋。頼むから売ってくれとうちのバンドのベーシストが言うので、購入金額+コントロールノブ×3の代金で売却予定。
 次こそは自分用に買おうと堅く固く心に誓う今日この頃。


2004/5/9(Sun)

 ずいぶんとご無沙汰してました。どもども。
 三月に買ったIbanez RG570も手に馴染み、ビンテージ化してしまった二十五年物のGRECO SV600に取って代わり、今やすっかりメインギターとなりつつある今日この頃。


 それはそれで良いのだけれど、でもやっぱりどうしてもシングルコイルのペケペケが欲しくて、今度はストラト(もちろん中古)を買ってしまった。
 メイカーはアリアプロの廉価物を扱うブランド、「Legend」。ジャンクで三千円だったのをリペアしてみるとこれがなかなか良い感じ。ただ、白いボリューム&トーンコントロールがイマイチだったので黒いものに変えてみた。

 音は……そもそも新品でも一万円切るクラスのギターなので初めから諦めてはいたけれど、コードカッティングだけならまぁ我慢が出来るかな、と。所詮アマチュアだし。
 で、これをバンドのメンバに見せたところ、「俺も欲しい」と言うので再び中古屋巡りへ。
 でもって保護&リペアしたのがSquier(Fender Japan) Silver Series。どうも今売られているSquier SQSモデルの前身のようだが、詳細は不明。ところがこれがまた良い音がする。さすがFender。んー、他で見つけたら自分用に買おうっと。

 とまぁ、すっかり中古楽器にハマっているのであるが、GibsonやUSA Fenderのものはいかんせん中古でも値が張って手が出せない。というか、ブランド物の中古は専門店でないと怖くて手が出せないしな。
 つーか、パーツバラして磨き上げるのが一番の目的のような気がするので、それはそれで良いのか。次はベースが欲しいな。

2004/3/21(Sun)

 で、昨日買ってきたギターであるが、早くも不具合が発覚。五接点のピックアップ・セレクタが付いている(FrontにHumbucker、CenterにSingle、RearにHumbuckerの構成で、セレクタポジションはそれぞれ、FH、FS-CS、CS、CS-RS、RH)のだが、RHのポジションで音が出ないのだ。
 CS-RSのポジションで音は出るのだが、CSとCS-RSのポジションで音が変わらないように聞こえるので、どうもRearのHumbuckerが潰れているっぽい。もしくはスイッチの接点不良か。前者でコイルがイッてしまっているとやっかいだが、後者ならハンダ付け程度の修理だろう。
 いずれにせよ、買った店へ持っていったところ、三ヶ月の保証が付いているので無償で直るとのこと。返金という選択肢もあるとのことだったが、弦も交換したばかりだし、修理に出すことにした。
 なんにせよ、手元に戻ってくる日が待ち遠しいのだ。

 でもって柏のROCK INNでアームを買ってきた。新しいストラップもね。

2004/3/20(Sat)

 生きてます生きてます。

 滞っているものが沢山あり過ぎて、その処理もままならぬまま、ギターを買って来てしまいました。
 IbanezのRG570とか言う奴。Hard Offで\15,000なり。しかーし。アーミングなど一切やらない俺なのに、このギターにはフロイド・ローズが着いてやがる。明らかに値段と程度だけ見て買ってしまったのがイケナイのだがしかし。駄菓子菓子。それにしても。
 買って帰って早速弦を交換しようとしてアタマを抱えてしまった。なんだこれは。どうしろと言うのだ。
 普段使っているギターはストップ・テイルピースだし、ストラトとかテレキャスのトレモロ・システムなら何度か触ったことがあるので全く問題はないのだが、いかんせんフロイド・ローズに触れるのはこれが初めてなので、ただただ途方に暮れる俺であったのだ。
 と、途方に暮れていては日も暮れてしまうので、とりあえず構造を見極めるためにボディ裏のサービス・パネルを外してみる。で、理解した。このシステムは、ブリッジ・ユニット自体が天秤のようになっていて、ボディの表裏でそれぞれ弦とスプリングの張力によって釣り合っているのだということを。
 試しに裏のスプリングを一本だけ残して外してみると、案の定弦側の張力によって持ち上がり、弦を止めている六角ボルトの頭が調整可能な位置にまで持ち上がってきた。で、六角ボルトを弛めると、さらに驚くべき事実が発覚。なんと、弦にテイルピースに止めるためのリングが着いていないのだ。つまり、リング部分を切り取って弦の端を穴に差し込み、それを六角ボルトとその先の小さな四角いブロックで押さえているだけなのだった。なんということだ。
 さらに俺を悩ませたのは、ヘッド側のブリッジに取り付けられた弦の押さえだ。弦を張り、チューニングした状態でここを締めてしまうとその力でテンションがかかり、音が高音方向に狂ってしまう。しかし、これを締めてしまっているため、いくらペグで調整しようと思ってもそれもままならない。ということはつまり、テイルピース側で最終的なチューニングを行う仕組みがある筈だ。
 と考えた上でテイルピースを良く見てみると、弦を止める六角ボルトを上から押さえつけている別なネジの存在に気がついた。そうか。これを開け閉めすることで微調整をするのだな。果たしてその通りであった。なるほど確かにこの方法ならば、アーミングを繰り返してもチューニングの狂いを少なくすることは出来るだろう。だけど面倒臭いなぁ。
 背面のスプリングを元に戻し、パネルを取り付け、上の手順でチューニングを行い、弾いてみる。弦が伸びきっていないため、すぐにチューニングが狂ってくる。ヘッド側の押さえを弛め、チューニングしてからテイルピース側で調整する。これを繰り返し、はたと気がつく。ハイフレットでのコードに違和感を感じる。オクターブ・チューニングを行ってみると、やはり狂っている。しかし、サドルはどうやって動かすのだ。と、見てみると、ブリッジ・サドルの先端が六角ボルトで固定され、サドル側には溝が切ってあり、前後に動かせるようになっている。ここか。しかしこれは……弦が邪魔でレンチが入らんぞ。
 結局、弦の交換に一時間半もかけてしまった。しかも、本来は付属しているだろうトレモロ・アームが、中古だったせいで付いてなかった。骨折り損のくたびれ儲けってことだよな。

2004/2/14(Sat)

 スーパーボウルではペイトリオッツが劇的な逆転で勝利し、関東では早くも春一番が吹くなどという状況の中、皆様いかがお過ごしでしょうか? 俺は元気です。

 いい加減、仕事とプライベイトをきっちり分けたいのですが、どうにもこうにも。残業、休出があたりまえなんてのは明らかにマネジメントの失敗だよなぁ。俺のスキルが足りないということでなければ。つーか、おまいらちゃんと仕事してんのか、と元請けの某企業の社員どもに言いたい。声を大にして。ま、どんだけ搾取するかが肝だったりする世界ではありますが。
 バンド活動もバイクも思うままになりません。ちっとも。

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