Appleのコンピュータ

1995年6月 Power Book 520
 初めて買ったコンピュータはMac。なんでMacにしたのかというと、いや、最初(高校生の頃)は、98マルチが欲しかったのだ。でも値段と拡張性を見たら、Macだったら最初からSCSIが付いていたし。値段も98よりかは安かった。当時は、初代ペンティアムが出たばかりで、これは非常に高かった。赴任旅費とそれまで貯めていたお金で、現金一回払い。後にも先にも、借金なしに買ったのは、これが最初。買って、柏に持って帰ったときに、果たしてこれは、寮に持ち込んで良いのかどうか迷ったけど、結局何も言われなかった。
 モノクロ16階調の画面で、ゲームをやりたいときは、やれるゲームが限られてくるので、あとから、外付けCD-ROMドライブとモニターを買った。 それでも、やはり、コプロ(浮動小数点演算ユニット)なしの68040は、動作が遅い。RAMはこのあとめいっぱい36MBまで積んだ。ユーティリティーソフトにも結構費用を費やした。Norton先生、RAMを倍に見せかけるソフト、RAMディスクを倍に見せかけるソフト等々。
 ノート型だったので、どこにでも持ち運べるのが素敵だった。買ってすぐに、マックでMacを使ってみた。自己満足にしか過ぎないけど。でも、快感だった。しかし、バッテリーがニッケル水素だったので、あまり持たなかったのも事実。2時間が良いところだったかなあ。最後の方は、ヘタって使い物にならなかったけど。
 故障も何回か経験した。AppleCareという保険に入っていたおかげで、保険代以外にかからなかったけど。一番凄いのが、マザーボード交換。一気にPowerBookがリフレッシュしてしまった。しかも、同時にHDを1GBに交換。店の人の好意でしてもらった。ありがとう、NCR千葉。
 モデムも内蔵させた。14400bpsしか出なかったけど。それでも、ニフティをやる分には十分だった。インターネットは、どうしようもなかったけど(メール送受信以外)。
 処理速度が遅いと言いながらも、使い続けて3年、PowerPCが第3世代に入り、周りの環境からも取り残されつつあったので、第一線を退かせた。その後、譲って欲しいという方が居たので、押入に眠らせているより、使ってもらえる人に使ってもらおうと言うことで、周辺装置共々、譲った次第である。

1998年7月 Power Mac DT266
 いいかげん、PowerBook520のLC68040のスピードに嫌気がさしてきて、というか、周りのアプリケーションソフトの動作範囲外になってきたので、新しいマックを購入することを決意。時代はすでにPowerPCで、第3世代に突入していた。前回の同じようにノート型にしようかという案もあったが、それほど、持ち運びしないこと、今後の拡張性、そして価格を考えて、Power Mac DT266をチョイスしたのである。
 デザイン的には、国産機と変わらず。ただ、Zipドライブ内蔵というのがちょっと嬉しかった。今では、ほとんど姿を見ないが、MOよりもメディアが安く、比較的扱いやすかった。しかし、このマシン、買ってしばらくして、CDROMドライブが壊れた。安っぽいキャリアに乗せて、船橋法典から電車を乗り継ぎ、千葉のNCRへ。こんな時は、ノート型にしておけば、よかったと後悔したものである。いや、本当に重かった。駅の改札をでるのも一苦労。
 だが、拡張性はそこそこあったので、時代に合わせて、USBとFireWireがセットになったPCIボード、ビデオカード、ATA66のハードディスクが内蔵使用できるカードを差し込んだ。これで、3年持てばいいと思われたマックが堂々21世紀まで活躍することとなったのである。
 しかし、デスクトップ型、うるさいんだよ。今まで使っていたノート型と比べると格段にうるさい。CDを入れたときは、もう最悪。ブ〜ンって真夜中じゃあ、近所迷惑になるくらいの音を出していた。それと、振動が。机が、CDの回転とともに、震える。ここら辺が改善されるなら、すごくいいマシンになるのになあ。周りの人に聞いても、それはしょうがないよ、と言われる始末だから、どうしようもない。
 さすがにCPUは、優秀で、どのソフトもさくさく動いてくれた。たまに出るOSのエラーはご愛敬か。愛嬌じゃ済まされないときもあったけど。デスクトップ機故に、パソコンの内部を見るという楽しみもあった。どこがどうなっているのかよくわからないけど。前述のPCIボードはもとより、メモリも自分で増設。静電気に気をつけて、サクッとやっつけた。
 結果、船橋から一緒に直江津に引っ越して、しばらく使い、OSがXに変わったら、OSがどれくらい安定するのか、試したくて、入れてみた。でも、結果として、これは失敗。OS8.6だとさくさく動いていてくれたマシンが、Xにしたら非常に重くて。OSの安定性はよかったけど。でも、OSを元に戻すのも時代に逆行しているような気がして、このままXを使い続けた。でも、やはり、鈍い処理に我慢できなくなって、気がついたら、アップルストアのHPでクリックしていたのである。
 この後、Power Macは、お蔵入りにしようか、とも思われたが、古いインターフェースが必要な周辺機器があることから、しばらく、サブのマシンとして活用している次第である。
  (2006年10月15日追記)
 新潟から千葉へ転勤したときに、使用する見込みがないことから実家へ置いてきた。久しく箱から出していないのだが、おそらく、ハードディスクも内蔵電池も死んでいることから、再起はないだろうと思われる。

2002年11月 iBook 800 combo
 DT266の限界を感じて半ば衝動買いしたマシン。しかし、CPUはG3でありクロックアップされてだけ。あとは可搬性があったことくらいか。もちろんあらかじめFireWireとUSBは標準装備。DVDも見ることが出来たのが良い。CDも焼けたしね。技術の進歩を堪能しつつもCPUの処理能力はDT266と余り大差なかったことからiBookG4にすぐにコンバート。なお、このマシンのキーボードはかな入力をしないことからUS仕様のキーボードにしておいた。
 祖父地図に売却することとなったが、某研修で東京に持っていた時にか、傷がついてしまったのでコンパウンドでいろいろ磨いたりした。思ったよりも高く売れたのはラッキー。

2004年2月 iBookG4 12inch
 第4世代のPowerPC搭載。外見的には、前のヤツとさほど変わらん。しかし、かなり使い込んだ。重たいソフトはちょっときつかったが、そうでない時はサクッと動いてくれる。また、長期間の研修を受けることになったため1年間一緒に外泊。Windowsのノートと比べれば、まだ重い、って感じはしたけど。
 いつの間にか、キーボードの「K」がこすれて消えていた。そんなに「カ行」打ち込んだっけなあ?ホームポジションだからしょうがないのか?
 ある日、突然、ハードディスクの書き込みスピードが遅れだした。どうやらお釈迦直前になってしまったらしい。ハードディスクを買えてしまうという手も考えたが、新しいOSも出たことなので、3年以上使ったので新しいMacを買うこととした。しかし、今度買うのはiMacなので持ち運び不便のため、iBookは、ハードディスクを換装してモバイル用として使う予定である。

2007年11月 iMac Intel Duo
 Intel入ってる。iMacは今までのモトローラが関与したCPUではなく、仇敵だったIntel製のCPUを使っている。今までの対決は何だったんだろうと思いつつも、ユーザとしてはサクサク動いてくれればそれでいいかなと。OSも10.5となりアプリも併せて更新。メール確認からWEB閲覧、iPodとの連携と無難に仕事をこなしてくれた。ただ使えなかったのは、電池がすぐに消耗するブルートゥース接続のキーボードとマウス。暫くして、どちらも有線タイプのものに変更した。BOOTCAMPでウィンドウズが動かせるので、VISTAを買ってきて必要性が出たときに使ってみたり。この間、配偶者との出会い、結婚、新居購入と諭吉先生がいくら居ても足りない状況に陥ったことから、OSのアップデートでお茶を濁してきたが、さすがに8年も経過するとHDDがやばくなってきたので更新を決意。

2015年9月 iMac 5K

Windows系のコンピュータ

2000年7月 Inspiron 3800

2003年8月 Inspiron x200

2008年9月 Lavie light

2016年3月 Lavie Direct NS