お待たせしました。1997年度前期統一タイトルが決まりましたのでお知らせします。
J.U.E.L.加盟リーグ各位
暦の上では春とはいえ、まだまだ寒い日が続きますが、皆様におかれましてはますますご健勝のことと存じ申し上げます。
さて、去る2月12・13日に関東(東京)で、K.U.E.L.,J.I.D.M.,T.D.F.の3団体で、2月15日・16日に関西(京都)で、K.U.E.L.,J.I.D.M.,T.D.F.,K.D.L.の4団体で全国統一Titleの話し合いが行われました。その結果、1996年度前期全国統一タイトルが決まりましたのでお知らせいたします。
1997年2月19日
全日本学生英語会連盟
連 盟 委 員 長
蛇 原 和 之
<1997年度前期全国統一タイトル>
<REGULATION>
95年後期の労働問題で取り扱った問題(医師、看護婦等を対象とした労働問題)を除きます。これは議論の使い回し、Opinionの使い回しを避けるためです。
<注意>
このタイトルはJ.U.E.L.主催のAll Japan Students' Assemblyに用いられるもので、各大会を制限するものではありません。
<話し合いの過程>
関東にて、K.U.E.L.,J.I.D.M.,T.D.F.の3団体、関西にて、K.U.E.L.,J.I.D.M.,T.D.F.,K.D.L.の4団体で全国統一タイトルの話し合いが行われ、1997年度前期全国統一タイトルを決定いたしました。
話し合いは、全国統一タイトルのCriteriaを決定した後、関西と関東で持ち寄ったTitle案の検討を行い、23時間にも及ぶ話し合いの結果、上記のmedical issueに決定しました。
<ケース具体案>
骨髄移植問題 脳死・臓器移植問題 安楽死(尊厳死)問題
代理母問題 人工妊娠中絶問題 陣痛促進剤問題など
<全国Title決定基準>
1、The Japanese Governmentが主体となるもの。
・Policy Determining Discussionに必要なFactの確認とvalueの対立のあるDiscussionが可能なため。
・政策決定による問題の解決が見込めるため。
2、情報量があるもの。
・客観的事実に基づいたDiscusionが出来るため。
3、Topicが多様で、相互に関連性のあるもの。
・議論に幅が出るため。
4、Advantage、Disadvantageが明確であるもの。
・より客観的事実に基づくDiscusionが出来るため。
5、現状分析がシンプルなもの
・現状分析のみでDiscussionが終わらないようにするため。
<最後に>
このTitleでDiscussionを行うにあったて、みなさんに念頭に置いてもらいたいことがありす。
このTitleは生命倫理の分野に深く関わっているので、個人の価値観が深く反映されてきますが、あくまで客観的事実に基づき、論理的にDiscussionを行なうようにして下さい。
また、個人の価値観が強く反映されるため、議論をまとめることが難しくなってくると思います。そのために、議論をまとめる力がより重要となってきます。この点も踏まえてDiscussionを行うようにして下さい。
なお、このタイトル案に関する疑問点は、話し合いに参加した各リーグの代表者か、K.U.E.L. Discussion執行委員、若しくは専門委員までご連絡下さい。
1997年2月19日 第一回Discussion Chief会