ローマにて3

by  Kazuhiro SHIMOURA

Sep. 13, 2000

 

今回の旅行で考えていたのは、都市がどのように発展するか?という問題であった。強力なリーダーシップの下、時代の変化に的確に対応する事の重要性である。ヨーロッパは都市国家の歴史において多くの統治機構を試みた。

 

ベネチアの玄関口にローマ広場があり、ローマの玄関口にベネチア広場があるのも都市国家の提携関係の歴史が反映しているのであろう。そしてオペラに描かれるように、多くの政治犯や悲劇が生まれたのも歴史的事実である。

 

聖書をバージョンアップしよう。十字架に掛けられた人間を象徴とする好戦的な宗教は、マイクロソフトよりも強力な一人勝ちをした。ただ、情報化時代には新しい象徴と聖書を創造する必要があると感ずる。情報化はキリストの運命を変えたに違いない。