トーイン調整

ハンドルの固定

同じ長さの木を使用して、ハンドルをセンターで固定します。



車体のセンターの確認


ボディーのセンターを水糸を使って出し、それを中心に左右のバランスを見ていきます。
ステアリングの遊びがあるので、それを考慮して、タイヤの遊びを、アウト側にした状態でトーイン最低1ミリ、に設定してください。タイヤの遊びがあまり多い場合はブッシュの交換が必要です

調整の仕方ですが、ロッドのロックナットを左右とも緩めます。ハンドルの根元の所は逆ネジになっていますので注意が必要です。
(左側の調整)
写真矢印の方向にロッドを回すと、トーインは増えます。ホイル径。232ミリ、ステアリングのアームからキングピンまでは、100ミリ、ロッドのネジピッチは1.5ミリですので、ロッド1回転で、3ミリ移動することになります。
ホイル径と、アームの長さから計算すると、ロッド1回転で、7ミリトーインが変わりますので、基本調整終了後は、その事を考慮して、あまり大きくロッドを回さないよう注意が必要です。
通常ハンドルのセンター側が逆ねじになっていますのでそれを考慮して、右側も調整します。
また、ステアリングのふらつきは、トーインの他にも、ステアリングの切り残りにも原因が有りますので、トーイン調整前に、ステアリングの完全なオーバーホールが必要です