◆ノワール NOIR(AT−X・・約10週遅れ)


 三石琴乃、桑島法子というペアは、テンションの高いキャラが印象深いのですが、琴乃さん演じるミレイユは、葛城ミサトを沈着冷静にした感じ(^_^;)。法子さんは、「アルジェント・ソーマ」で、無口な少女と、無邪気な女の子の二役を演じていましたが、今回の感情を出さない霧香は、元気なキャラがトレードマークの桑島法子さんには、もったいない(その分、『Z.O.E. Dolores i』で、きゃんきゃん言ってるのかヾ(^_^))。
 自称「真のノワール」クロエは、つり目のきつい印象の割りに可愛すぎる声の久川綾さん。自信家の役柄なら「コスモウォ−リア零」のマリーナのような声で良かったのでは(AT−Xでは、土曜と水曜(再)に、『地球少女アルジュナ』『ノワール』『コスモウォ−リア零』『ママレ−ドボ−イ』を放送していて、綾さんの声が聞ける)。
 BGMは、ヨーロッパのオシャレなムードを作っています。
 ストーリー的に「秘密探偵JA」や「ワイルド7」を連想するのは、古いですか?(^_^;) 派手なガンアクションや、推理を働かせるストーリーではないのですが、一発必中の銃の腕前、特にポップコーンを床にばらまき、踏みつぶす音で相手の位置を知るのは、まさに「JA」並み(霧香がミレイユに『ポップコーンちょうだい』と言った時、何をするのか、すぐに
「JA」のあのシーン※を連想しました)。

※「JA」のあのシーン・・・コミックス第5巻「鉛のパンチ」で、JA飛鳥次郎が真っ暗な部屋の中で、ドア付近に新聞紙、ブリキ板などを敷き、侵入してきた敵が踏んで、その音で位置を知る場面。制作スタッフも読んでいた?

(2001/9/16)


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