◆アルジェント・ソーマ ΑΠΗΕΝΤ ΣΟΜΑ(9月17日より再放送)


 「エイリアンが、使徒そのものだ」、「1種類しかデザインしなくて楽でいいね」・・などという一般的な感想はさておいて、人間に利用されながら、それでも味方をする再生エイリアン・フランク。実は『○○は○○』だった!というオチ。
 「再生と死と」〜「死と少女と」〜「少女と出合いと」・・・。しり取りのようなサブタイトルがおもしろいですね(『スレイヤ−ズ』シリーズのABCや、しり取り、いろは順のサブタイトルは、雑誌で指摘されるまで気付かなかった)。最終回は、「××とハリエット」か「××とタクト」の“ト”で終わると推測していました(^_^;)。
 主人公の左右非対称の顔のデザインは、斬新。包帯少女・綾波レイに対抗か。そういえば、「エヴァンゲリオン」を真似たようなロゴを「リヴァイアス」でやっていましたが、「アルジェント・ソーマ」は、「エヴァ」を意識して、逆に隷書体のような細い文字ですね(で、『スクライド』〜10月からようやく放送〜は、また『リヴァイアス』なロゴか)。
 マイケルの唇は、口ひげだったのか(^_^;)。なんか「スラムダンク」の赤木キャプテンに似ていて、チームのリーダーって感じでした。
 ライバル役は、お決まりの美形のダン・シモンズ。どちらかというと、二枚目よりも「ガ〜ンモちゃん▽」と言いそうな子安武人さんでした(^_^;)。
 メカニックでは、ザルクは、バルキリー的な変型でも、スマートではない。
 ロボットものでのワンパターンが、必ず敵が研究所や基地を狙ってくること。その決まりごとを逆に理由を付けてパターンにしているのもおもしろい。
 毎回、危機に瀕しながら、間一髪で切り抜ける主人公たち。ザルクやフランクには隠された秘密が・・・という流れで、謎と伏線がからみ合って、予想外な展開になっていきましたね(これ以上ネタばらしはしません。DVDは、“買い”ですよ)。

(2001/9/16)


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