プラウダ高校
T-34/76・冬季迷彩
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《 製 作 過 程 》
各部分ごとに説明しているため、必ずしも組み立て順ではありません。
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ミリタリーミニチュアシリーズNo.59。プラッツのT-34/76と同時並行して作ります。(プラッツ版はあと少しで完成)
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アニメの設定資料を見ながら、相違箇所を修正します。フェンダーのリブ(細い出っ張り)を削り、予備燃料タンク取り付け用のダボ穴を塞ぎます。
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ランナーの切れ端とタミヤパテで塞ぎ、サンドペーパーで均しました。
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側面の長い手すりは、劇中では2組に分かれているので切りました。また取り付け部分(オレンジ色の矢印)は、劇中では中央にありますが修正しにくいためそのままにしました。
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これは、タミヤのT-34/85。砲塔の穴から覗くと、履帯が見えます。タミヤのT-34シリーズは、すべてこんな感じ。裏から見ると中ががスカスカなのがわかりますが、普通に見えないところはあえて塞がなかったようです。
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プラッツのT-34の裏側は、平板なパーツが車体と一体化しています。 |
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厚さ0.5mmのプラバンを長さ13.8cm、幅1.1cmに切って塞ぎます。スジボリ堂の面出しヤスリは直線に均すことが簡単にでき、目詰りもガムテープで取り除いて何度でも使えて経済的です。
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ショーモデリングのエッチングパーツ。今回使用するのはエンジンカバーの網目だけで、他のパーツは別のT−34のときに使います。付属の黄色のパーツは、ちょっと反っていたので直そうとしたら折れてしまったため、元のパーツを使うことにしました。
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網目のモールドの四隅にドリルで穴を開け、カッターで穴を広げ、ノコで切りました。
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削り取った淵は、ヤスリ等で真っ直ぐにしました。網目のエッチングパーツは二重になっているので、瞬間接着剤で接着します。
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プラスチックパーツの曲面と、エッチングパーツの端が揃うよう、ペインティングクリップの金属の握り部分に当てて丸みをつけました。
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プラッツにはエッチングパーツで放熱用(?)のスリットがあります。
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スリットを厚さ0.3mmのプラバン(長さ38mm、幅6mm)で。直径0.75mmの丸棒を半切りして回転軸にしました(固定)。(形状やサイズは正確ではありません)
後ろの__」L__は無いため(プラッツは本体と一体成型)直径0.5mmの真ちゅう線で製作。丸
いハッチの取っ手は0.3mmを使いました。
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塗装終了後。見る角度によってはスリットがうっすら確認できます。
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こちらは、タミヤのT-34/85。網目がモールドされてあるだけですが、タミヤエナメル(ブラック)で墨入れしたら、写真ではそれっぽく見える?
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伸ばしランナーをS字に曲げ、ライトのコードにします。
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元からモールドされてあるコードにつなげました。
ホーンの位置はライトより上に上げました。
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フロントの2つ穴の部品。タミヤ、プラッツともにパーツは無いため自作します。幅2mm、厚さ0.4mmのエバーグリーンのプラ棒に2mm間隔で直径1mmの穴を開けました。
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アニメの砲塔はソフトエッジですが、タミヤはハードエッジで、角があります。プラッツのように真っ直ぐになるよう削りました。
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砲塔吊り上げ用(?)の後ろの輪っかはハッチの真後ろに変更。
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クレオスのロシアングリーン(2)をエアブラシ塗装しました。
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タミヤアクリルのホワイト(XF-2)をエアブラシ塗装。プラウダ高校の校章デカールを
貼った後、水性トップコートで保護。その後ウェザリング。
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劇中では転輪5組のうち前後はディッシュ型なので、プラッツから余剰パーツを持ってきました。直径はほぼ同じで(当然か)ガタつきはありません。
モーターライズ仕様だった名残りの空いた所○はプラバンで塞ぎます。
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冬季迷彩の重ね塗りで厚くなるためサーフェイサーは吹かず、下地代わりにクレオスのロシアングリーン(
2)を直接エアブラシ塗装しました。
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タミヤアクリルのホワイトをエアブラシ塗装しました。下地のグリーンが多少透けて見えても、迷彩の塗り残しということで、リアリティが出ると思います(^_^;)。
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転輪も、ロシアングリーンエアブラシ塗装後、ホワイトを塗装。緑色の塗り残しはゴム部分で、ラバーブラック(XF-85)を筆塗りします。
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タミヤのベルト履帯は長さがキツイため、AFVクラブの可動履帯を使用します。
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剥離剤が残っているのか少しべたつくので中性洗剤で落としました。モデルカステンのII号戦車用(SK-25)と同様で、ピン刺しではなく、ダボ穴に、はめ込むタイプですが、外れやすいので、車体取り付け時には接着して固定します。
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2両分まとめてサーフェイサー(マホガニー)を吹いたところ。真ん中の4つがプラッツのマジックトラック(最初から履板がバラバラになっている)。上下2本ずつがAFVクラブ。
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履帯が擦れる部分に(適当にですが)メタリックグレイ(XF-56)を筆塗りしました。
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タミヤリモネンセメントを流し込みます。半乾きになった30分後、たるみを付けるためにトイレットペーパーの芯を輪切りにしてフェンダーとの間に挟みました。
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今回はジオラマにはしませんが、履帯に雪が付着している状態にします。雪の情景用に2種類の製品を購入しています。右端のタミヤの情景テクスチャーペイントは、そのまま使いたいところに塗っていけば固着します。真ん中のパウダーは大理石の粒子で、マットメディウムに混ぜて接着します。 |
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Aは、パウダー+マットメディウム。Bは、タミヤテクスチャーペイント。Aのほうが粒子が細かいので、こちらを使います。 |
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大理石パウダーを履帯と前後のフェンダーに付けました。
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アンテナは、0.5mmの真ちゅう線です。
《 ウェザリング処理 》
(1)タミヤエナメルのフラットブラック(XF-1)でスミ入れしました。
(2)T-34/85のときと同様、タミヤエナメルのフィールドブルー(XF-50)をところどころ筆塗りし、エナメル溶剤で薄く広げると下のグリーンが透けて見えるようで(実際は
エナメルはアクリルを溶かしません)、白い塗装が剥げ落ちた感じに見えます。
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