ティーガー II(1/35)
t2_1
t2_2
t2_3
t2_4
t2_5
t2_6
t2_7
t2_8
t2_9
t2_10
 
《 製 作 過 程 》
(手を加えたりしたポイントだけ解説します)

t2_21
タ ミヤのキングタイガーと別売りのキャタピラセット。どちらも1993年製の初版ですね。あとで気づいたけど、フェンダーがかぶさると履帯上部が見えなくなるため、垂れ下がるリアルさは見えなくなります。でも、付属の樹脂製の履帯は劣化しているので、交換して損はない。
t2_22
履板をその まま接着するので、可動しません。地面と接地する直線部分を最初に接着。シールなどをはがすと表面が艶つやになっている台紙を下に敷くと、接着剤がはみ出てもくっつかないですよ。
t2_23
起動輪と誘導輪の曲線部分も、最初にまっすぐ接着し、半乾きのうちに誘導輪や転輪に巻きつけて形を作ります。上下分割して製作。
t2_24
履 帯は90枚使用とのことですが、履板同士をギュッと押し付けて接着したためか、履板1枚分ほど短くなり届きません。しかし92枚にするとユルユルなん ですねー。フェンダーに隠れて見えなくなる部分で91枚にして(センターガイドが2枚続く)、なんとか形を合わせました。車体や転輪をダークイエローで 塗装した後、履帯を接着。
t2_25
ティー ガーII のジャッキの部品を紛失したため(ピンセットから飛び出した。ある、ある、ですね(^_^;))、タミヤのティーガーI から複製を作ることに。
プラスチック粘土「おゆまる」(2色1セット)は、80度Cで柔らかくなり、まず、黄色のほうに原型を押し付けます。冷えたら、柔ら かくした青色のほうも型に押し付けサンドイッチ。青色も固まった後、原型を取り出します。おゆまる同士はくっつかず、楽に剥がせました。

t2_26
複製はタミヤのエポキシパテ(高密度タイプ)を使いました。エポキシパテが固まるまで2日待って取り出すと、裏表で0.5mmほどズレていまし た。気泡も少しできましたが、バリを削り、気泡も埋めて、塗装とウェザリングで何とかごまかせそうです。
t2_27
型を取るとき、おゆまるは少し固かったかな。もう少し温度を上げて柔らかくしたほう が細かい奥まで形が取れたかも。
t2_31
戦車長をエリカに改造します。
t2_32
ズボンは削って、削って、生足に。ウエストを細く、肩幅も左右1mmずつ狭くしました(両腕は、肩 幅などプロポーションを確認するために両面テープで仮止めしたもの)。
t2_33
ヘッドは、食玩だったか綾波レイを使用。身長は80mmぐらいで1/20というところか。
t2_34
胴長短足なので、足首の方で0.5mmの真鍮線を芯にポリパテで延長。接続の境目はソックス ということで。兵士フィギュアに比べれば頭でっかちですが、アニメ的にはこんな感じでいいしょう。
t2_35
スカートは、紙で長さを計り、0.3mmのプラバンで製作。制服の丈を少し短くして腰の位置を上げてみた(この時点では、足首 が取れてしまっている(^_^;))
t2_36
キューポラの縁を両 手で添えているのがありきたりなので、III号戦車N型に付属していた「ヘッドフォンに添え る右手」に交換。頭が大きいため、肘の部分の角度を変えました。III号のヘッドフォンはサイズが合わないので自作。ヘッドフォンユニットは他の戦車の不要 パーツから拝借、ヘッドバンドはエバーグリーンのプラ棒(幅0.75mm、厚さ0.25mm)で。
t2_37
身長を伸ばしたので、砲塔の車長の足場を下げました。凹型のプラ棒に厚さ1mmのプラ版を使用。
t2_38
制服と靴の色は、タミヤアクリルのブラックとジャーマングレー(XF63)を1:1の 割合にし、ソックスはジャーマングレーですが、靴との色の違いがあまり出ませんでしたね。制服がツルンとしてる。合わせ目はスジ彫りを入れれば良かった。赤いラインはタミヤエナメル(つやありしか手元になかった)で、全体的に水性トップコート(つや消し)を吹きました。
t2_39
右肘の角度が緩くなってしまいました(>_<)。
t2_40
肌の 色は、エナメルのフラットフラッシュ(XF15)にホワイト(割合は適当)。全体を組み上げた後、グレーのサーフェイサーを塗装しましたが、肌色を塗るとグレーの地が 出て、まだらになってしまいました。うすめ液でサーフェイサーも落として元のランナー色のダークイエローに戻し、肌色を塗り直しました。
t2_41
スカートのひだは手描き。立体感がありませんねえ。
t2_11
背を伸ばしたので、ティーガーII の車体よりも高くなってるんですよね(^_^;)。



ホームボタン

最初のページに戻ります

バックボタン

前のページ(解説)に
戻ります