III号突撃砲(プ ラッツ ) 大洗女子学園vsサンダース大学付属高校(親善試合)
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砲身は車体の中心ではなくて、少し右寄りにセットされていますね。防盾の台形(逆三角形に見えるけど台形です)の部分ですが、水平になっていませんでした(>_<;)。砲身は下がってしまうため接着して固定しています。

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下り坂にある大洗磯前神社の鳥居(2013年8月に撮影)。ようやく使うことができました。大洗の市街戦では、ずっと以前にピンクのM3リーを作ったけど、商店街に入る前に敵前逃亡してるからなー(^_^;))。


《 製 作 過 程 》
(部分ごとに解説しているので、組み立て、塗装などの 順番が前後 しています。)

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予約してまで購入しましたが、今ごろ作ります(^_^;)。

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箱の裏です。側面には4人の1/35のイラスト(デカールと同じデザイン)が描かれています。切り抜いて一緒に撮影しなかった。

III号戦車F型_ドラゴン箱絵
放 送終了間もない頃、アニメとの違いがわからないまま、聖グロ戦と公式戦用の2個作るつもりで、ドラゴンのF型 [DR6033] も買いました。しかし、 アニメ仕様はF/8型ということで、ドラゴンのF/8型 [DR9013](ヴィンターケッテ〜冬季履帯〜付き)も購入。ところが、ところが、こちらはフロントのハッチの形状が 違うなど、アニメとは、この2種類の違いが混ざっているようです。
今回は、聖グロ戦のカラフル塗装と、プラウダ戦の冬季迷彩の2個を同時に作ります。このページでは、聖グロ戦仕様の製作を紹介します。

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後部エンジンデッキ3個が横置きになっています(詳細は後述)。ドラゴンのF型と同じ金型だったのです。

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[DR6033] のような6000番台2ケタの番号はドラゴン創業初期の製品で、パーツは少なく、モールドも甘いようです。

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購入してから数年経過し、ドラゴンのDS履帯は硬化していて、パリパリと折れます(>_<;)。履帯は [DR6033] の、ランナーから1枚ずつ切り離す履帯を使うことにしました。

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F型の砲身は43口径ですが、アニメ設定では48口径です。長いほうはドラゴンのF/8型。タミヤの 「III号突撃砲フィンランド仕様」にドイツ兵のランナーが不要パーツになっていて、そこに48口径もあるので、これを使います。

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3つの後部エンジンデッキの吸気口。F/8型はアニメ仕様ですが、プラッツでは横置きになっています(ドラゴンのF型 [DR6033] も同様)。その後ろの補助排気口はプラッツの形状がアニメ準拠。

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縦型エンジンデッキの方は、F/8に不要パーツがあるので、これを使いました。F型カバーの蝶番を剥ぎ取り、ドリルや金属ヤスリを使って四角く開けます。
正直なところ、この修正の段階で気力を失って しまい、黄色だの水色だの、多数の色を塗り分けることを考えると面倒になってモチベーションが下がり、「III突発見時」のジャーマングレー一色にしよう かとも思いました。そのまま何週間か放置していて、気を取り直して作業を再開し、やっているうちにまた挑戦することにしました。うん、苦労して挑戦することが大 事ですよね(^_^;)。

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履帯は、F型のランナーから1枚ずつ切り離し、接着しました。半乾きのうちに上部転輪に乗せ、自重で垂れ下がったようにしました(C字につながっているように見えますが、起動輪のところで離れていて、上下2つです)。車体とは別々に塗装します。

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最後尾の主冷却排気口は、F型ではパーツを取り付けますが、プラッツ版では付けないため、真後ろから見ると車内の空洞が見えてしまいます。厚さ0.3mmのプラバンで延長しました(段差ができてしまいました(^_^;))。

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アンテナは、直径0.5mm、長さ5.6mmの真ちゅう線です。
アンテナ収納トレイを仮置きしてみました。支柱はエッチング パーツでしたが、エバーグリーン社のプラ棒に替えました。前2か所が厚さ0.25mm、幅1mm、後ろは幅1.5mmです。

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全体にサーフェイサー(オキサイドレッド)を吹き付けた後、上部全体をレッド(X-7)をエアブラシ塗装しました(タミヤのXナンバーは、つや有り。つや消しの赤は持っていない)

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マスキングして、レモンイエロー(X-8)にレッドを9:1より少なめに混ぜて(わずかに赤味がかった黄色)、エアブラシ塗装。

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マスキングテープを剥がしました。境目は、ほぼきれいに分けられました。多少の吹きこぼれは筆で修正します。

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レッドを塗装する前に冷却用空気取入口にジャーマングレー(XF-63)を塗っておき、マスキングしていまし た。

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車体側面の新選組のダンダラ模様を描きます。幅3.5mmのマスキングテープを底辺 1.6cm、高さも1.6mmで切りました。

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ホワイト(XF-2)を筆塗りした後、三角形のマスキングテープを貼っていきます。

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水色がなかったので、レモンイエロー(X-8)とクリヤーブルー(X-23)を混ぜて(割合は適当)水色を作って 筆塗り。上部転輪を先に接着していたため、塗りづらかったです。転輪は後で取り付ければ良かった。
マスキングテープを剥がしたら、水色が何か所もはみ出ていました(>_<;)。

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上部転輪は、黄色にタイヤブラック(XF-85)を筆塗り。サスペンションアームも筆塗りです。
雑具箱はアニメ設定より前後が短いので、3つの家紋が1枚になっているデカールがはみ出るため切り離し、間隔を詰めました。
動輪や転輪は個別に塗装して、最後に接着します。

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F/8型と一緒に空気取入口に付けるエッチングのメッシュを塗装。プライマーをスプレーした後、それぞれレッドとホワイトをエアブラシ塗装しました。

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アンテナ収納トレイも2つずつエアブラシ塗装しました。

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メッシュを瞬間接着剤で固定し、アンテナ収納トレイを接着しました。
蛍光灯で光の反射があります。この後、水性トップコート(つや消し)で全体を吹き付け、全体のトーンを落とします。

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(製 作手順が前後しますが)ダークイエローのパーツはタミヤのIII号突撃砲G型フィンランド仕様の48口径砲身と防盾です。プラッツ(&ドラゴン)の砲架部 分は省略されて、車体に通す穴が空いているだけです。スクラッチしようかとも思いましたが、適当な形のパーツが見当たらず、諦めました。

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本 体と同時に塗装しました。左はF/8型の砲身で48口径。右はフィンランド仕様のIII突から余剰パーツの48口径を持ってきました。水色のダンダラ模様 はデカールです。両端になる部分がMになってピッタリ重なっていませんが、真下になって見えなくなるのでヨシとしましょう(^_^;)。

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車外装備品も、F/8(冬季迷彩)と一緒に塗装。サーフェイサー処理後に筆塗りしました。

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のぼり旗は、化繊に印刷されています。竿は0.75mmのプラ棒で、横棒は、長いのと短いのを両側から接着しました。

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アニメを見ると、前方の「六文銭」の旗竿はアンテナ基部の横に立てているようで、パイプを作って差し込みました。後ろの「風林火山」はアンテナトレイの溝に挟んでいます。
プラッツ製のジャッキは留め具が一体になっているのと、消火器もモールドが甘いので、タミヤの「IV号戦車 車外装備品セット(MM35185)」を使いました。

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上面は、タミヤエナメルのブラック(XF-1)で墨入れしたほかはウェザリングはしていません。
泥が跳ね上がる前後の下側と履帯など足回りは、ピグメントで汚しました。




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