III号 突撃砲(ドラゴン) 大洗女子学園vsプラウダ高校 (全国大会 準決勝)
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《 製 作 過 程 》
(部分ごとに解説しているので、組み立て、塗装などの 順番が前後 しています。)

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プラッツの公式キットを買った後、 ドラゴンのF/8型 [DR9013](ヴィンターケッテ〜冬季履帯〜仕様)も購入。ところが、ところが、こちらはフロントのハッチの形状が 違うなど、アニメとは、この2種類の違いが混在しているようです。
今回は、聖グロ戦のカラフル塗装と、プラウダ 戦の冬季迷彩の2個を同時に作りました。このページでは、聖グロ戦仕様の製作を紹介します。

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ドラゴンのF型 [DR6033] も買いました。結局ニコイチならぬ3個2で、パーツを融通し合いながら作ります。

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真上からでは見えにくいですが、バスタブ型の車体に、サスペンションも一体になって います。

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F/8型用のランナーと、F型ランナー、III号戦車用ランナー(一部のパーツを使用するため)も入っています。

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付属のヴィンターケッテは使わず、可動履帯に替えます。

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カイゼンの III/V号用の可動履帯です。9話で履帯が切れて、IV号戦車で教会に押し込まれるシーンを再現したかったので購入しました。ところが、センターガイド の 穴がありません(>_<;)。実車もアニメ映像も『 ДДДДД 』となっているのですが。
中に通す真ちゅう線(付属している)は、直径0.4mmと思われます。しかし、ただ通すだけでは簡単に抜けてしまうため、少しジグザグに折り曲げて入れま した。差し込み口は瞬間接着剤で塞ぎました。

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誘導輪の間に入るセンターガイドが少し太かったので、ヤスリで幅を広げました。

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仮に履帯を取り付けてみました。上部転輪の間を指で押してたるみを出すと、 折り曲げた真ちゅう線が形状を保持してくれます。

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フロントのハッチで、上はプラッツの公式キット(アニメ仕様と同じ)、 下はF/8型のパーツで、でっかい蝶番です(o_o;)

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蝶番を削り取りました。

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左がF/8型で、サイドフェンダーは一体成型になっています。右はプラッツ(F型) です(フェンダーは別パーツ)。フロントのハッチの大きさが違います。

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フロントを削り、交換します。
増加装甲は取り付けないため、●の穴は 輪切りにしたランナーで塞ぎます。

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戦闘室の上部、潜望鏡(というのか?)の出るA○の穴、F/8型の組み立て説明書どおりの形に切り欠きまし たが、アニメ仕様では短いのです。B→の増加装甲も接 着してしまいましたが、アニメでは付いていません。左は、ドラゴンのF型 [DR6033] のパーツで、これを使うことにしました。

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フェンダー上の滑り止めはアニメでは無いので、ヤスリで削りました(聖グロ戦仕様で は削っていませ ん)。手前のフェンダーは組み立て前のプラッツ(聖グロ戦の予定)のパーツ。

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ハッチの蝶番は、丸棒をかまぼこ型に半分に切って、似たような形にしました。は隙間ができたので細切りにしたプラバンを埋めてい ます。
ノテックライトの下の部分は、 滑り止めを削ったとき一緒に平らになったので適当な高さのプラバンを貼りました。

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塗装して、墨入れも終えた完成画像です。

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《組み立ての説明が前後しますが》
3つの後部エンジンデッキの吸気口。
F/8型はアニメ仕様ですが、プラッツでは横置き になっています(ドラゴンのF型 [DR6033] も同様)。その後ろの補助排気口はプラッツの形状が アニメ準拠。

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補助排気口の穴を大きくし、[DR6033] のパーツをセットします。

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の補助換気口のカバーを 取り付け、 不要な溝(白い部分)をタミヤパテで埋めました。ひし形は、留め具の接着場所ですね(取り付けません)。
の白いパーツ は、 F/8型のランナーには無かったため、 プラッツ製を参考にプラバンで製作。
は 1mmの角棒に、
伸ばしランナーを輪切りにしてボルトの形に。も同様。
は ワイヤーの留め具で、ファインモールドの真鍮帯金(幅1.25mm
、厚さ0.15mm)を使いました( III号 戦車J型でも使用)。

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塗装や墨入れも終えた完成画像です。写真では修正箇所は判らなくなりました (^_^)/

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冬季迷彩もするので、何重にも厚くならないよう普通のサーフェイサーは使わずに、大 洗カラー(IV号戦車用ジャーマングレー2)をサーフェイサー代わりにエアブラシ塗装しました。
下に見えている白い筒はトイレットペーパーの芯で、ガムテープで留めて持ち手にしました(砲塔のある戦車は、砲塔の穴に持ち手を入れて作業しています)。

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ホワイト(XF-2)をランダムにエアブラシ塗装しました。

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全体を塗装する前に冷却用空気取入口にジャーマングレー(XF-63)を塗っておき、 マスキングしていました。

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聖グロ戦仕様と一緒に空気取入口に付けるエッチングのメッシュを塗装。プライマーをスプレーした 後、それぞれレッド(X-7)と、薄いグレー(ホワイト+ニュートラルグレー・XF-53)をエアブラシ塗装しました。

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アンテナ収納トレイも2つずつエアブラシ塗装しました。

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アンテナ基部は、F/8では垂直に 立っているので、[DR6033] から斜めにセットするパーツを持ってきました。
アンテナ収納トレイの支柱はエッチング パーツでしたが、エバーグリーン社のプラ棒に替えました。前2か所が厚さ0.25mm、 幅1mm、後ろは 幅1.5mmです。

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砲身は本体と同時に塗装しました。 左はF/8型で48口径。右はタミヤのフィンランド仕様のIII突から余剰パーツの48口径を持ってきました。

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車外装備品も、聖グロ戦仕様と一緒に塗装。サーフェイサー処理後に筆塗りしました。

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左右両側は聖グロ戦で製作したプラッツのデカールで、使わなかった校章とカバさんチームの ロゴは鮮やかすぎる色だったので、モデルカステンの「大洗女子学園デカールセット2枚組」を使いました。冬季迷彩に合う淡い色彩です。

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いつもの手順で、デカールを貼った後、つや消しの水性トップコートで保護します。

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車外装備品は最後に接着しました。潜望鏡の中はつや有りのブラック(X-1)を塗っ て、レンズの反射を出してみました。
履帯は、瓶入りサーフェイサーのブラックをエアブラシ塗装しただけで、接地面や角に金属の擦れを表現するメタリックグレー(XF-56)を筆で軽くこすり付けました。
雪原のシーンは、スノーパウダー(粉状大理石)をまぶしました。

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消火器、及びジャッキとそれを固定する型の留め具は、タミヤの「IV号戦車 車外装備品セット(MM35185)」を使いました。



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