サン ダース大学付属高校 2.5tカーゴトラック救急車両
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ガルパン5話
「ガールズ&パンツァー」第5話『シャーマン軍団です!』より。サンダース大学付属高校のGMC2.5トンカーゴトラックを改造した救急車。真ん中の移動入浴車は荷台部分が長いようで、このタイプのプラモがあったら、こっちを作っていたヾ(^_^;)

カーゴトラック救急車両_11

《 製 作 過 程 》
(部分ごとに解説しているため、組立てや塗装の順番が前後しています。)

カーゴトラック救急車両_21ウオータータンクトラック箱
イタレリのNo.271、2.5トンカーゴトラックを使いますが、キャビンの屋根に機銃座の穴が開いています。以前、No.201のウォータータンクトラックを購入していたので、この屋根を持ってきます。

カーゴトラック救急車両_22カーゴトラックデカール
カーゴトラックのランナーは2枚です。もう一つのウォータータンクトラックは、シャーシ部分は共通で、荷台のパーツがタンクに置き換わっています。

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カーゴトラック(左)とウォータータンクトラックのキャビン。穴の空いてないほうを使います。

カーゴトラック救急車両_25
下から見たシャーシ部分です。前輪のステアリングは固定されています。

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キャビンのパーツ。ドアは閉めた状態になります。

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接着面のガイド(ボッチの凹凸など)や、のりしろが無いため、うまく組み上がるのか、仮組みしてみました。

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接着しました。意外とほぼ隙間なく組み上がりました。

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座席など、内部を塗装しました。透明パーツのウインドウを接着し、内部を組み込んでから外側を塗装します。

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荷台は箱組みです。角の隙間にプラ棒を入れ、押し出しピンがあったのでタミヤパテで埋めました。

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荷台を乗せてみました。(バンパーの前のウインチは付けません。)

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幌の大きさを見るため、実車の戦場写真などを参考に、コピー用紙で3種類ほど高さを変えて作ってみました。画像は高さ3cmの場合。2.5cmでは低すぎるし、この3cmでもまだ低いようです。

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幌の高さは3.5cmにしました。直径0.5mmの真ちゅう線を4本、同じ角度になるよう束ね、タミヤの面相筆の軸を角にして折り曲げました。(幌の取り付け後、アニメ画像や実車写真と比べたたら、角の曲面が急すぎました。もっとなだらかな湾曲にすれば良かったかな。)

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荷台に真ちゅう線の枠を瞬間接着剤で固定しました。前後を0.3mmのプラバンで塞ぎました。

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幌の大きさに切ったペーパータオルを水で薄めた木工用ボンドに浸して、半乾きのうちに荷台に被せました。

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オキサイドレッドのサーフェイサーを吹いた後、荷台部分はオリーブドラブ(XF-62)をエアブラシ塗装しました。
赤十字のマーク(十字の長さの比率はタミヤのガマゴート野戦救急車のデカールを参考)の位置と大きさを決めるため、これも何種類かモノクロで印刷して適度な大きさを決めました。


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荷台のオリーブドラブの部分をマスキングテープでマスキングして、幌をカーキ(XF-49)でエアブラシ塗装しました。
デカールは、ハイキューパーツの「水転写式デカール自作用紙(白ベース)」を使いました。上部の赤十字は、最初に貼ろうとしたデカールがシワになり、直そ うとして破れたため(ズレを直すのが難しかった(>_<;))、予備で印刷していた一回り小さい赤十字にしました。このあと水性トップコート で保護します。


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ラジエーターは、ごくわずかに山なりになっている部分を上に取り付けるように指示されていますが、フロントが直線なので隙間ができます。上下逆にして接着しました。角や縦の淵に隙間ができるので、プラ棒と適当に切ったプラの破片で塞ぎました。

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サーフェイサーを吹いた後、右側のフロントフェンダーに隙間があったので、細切りにしたプラバンで塞ぎました。

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タイヤは、オリーブドラブをエアブラシ塗装し、タイヤブラック(XF-85)は筆塗り。

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透明ウインドウにマスキングゾルを塗った後、全体をオリーブドラブでエアブラシ塗装。

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モデルカステンのサンダース校章を貼り、水性トップコートで保護。その後、窓のマスキングゾルを剥がしました。

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最後にワイパーを接着しましたが、下手に色を塗るよりも、成型色のままにしました。また土埃をワイパーで拭ったあとの半円の汚れも上手くできればリアルさが出ますが、今回はやめておきました。(いつか砂漠の情景を作ったらキューベルワーゲンあたりでやってみたいです。)

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バックミラーの支柱は折れやすいので、0.5mmの真ちゅう線にしました。撮影直前、一番最後に接着。

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前回のT-34/76と同様、ファレホのピグメントで泥の表現。タイヤは、アクリル用溶剤で溶いたピグメントを面相筆で塗った後、余分な所を筆に含ませた溶剤で落としました。

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印は荷台との接合部分ですが、8か所しか接点がなく、あまり強度がないようです。また、最前列は浮き上がるようなので、0.75mm(プラ棒0.25mm×3枚)嵩上げしました。
印はスペアタイヤの取り付けホルダー。タイヤが荷台の下に収まらないので、少し下に下げました。

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スペアタイヤは、荷台の下にすっぽり収まっています。下から撮影するつもりはなかったため、泥跳ねなどは控えめにしていました(^_^;)。

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(組立て順序が戻りますが)シャーシに接着する前に荷台部分をウェザリング処理しました。その途中で、テールライトの赤を塗っていないことに気づきました(^_^;)。
発色をよくするために、まずホワイトを塗ります。

カーゴトラック救急車両_49
ホワイトの上からにクリヤーレッド(X-27)を塗りました。
自作デカールは、エプソンの6色インクジェットプリンタですが、型落ちの安物だったためか、インクを弾いたりしてムラが出ました。壊れてしまったキャノン の4色プリンタで「ミラクルデカール」に印刷したときは、細い線もきれいに印刷されていました。プリンタと用紙の相性があるのかもしれませんが。
ムラになった線が入っているので、幌のデコボコに合わせて横向きにして、
布地の模様のように見せました。
ただ、今後、自作の絵やマークをデカールにする時、ガタガタな印刷では使えないなあ。安物買いの銭失いか……(>_<;)。




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