ガラスの中の網は、光を構成する骨組みです。都会の建築中の骨組みだけの建物を見ているうちにここにガラスが流し込まれたらこんなふうになるのかな。と想像しながら'Light Container'はできました。
元来、建築において網入り板ガラスは、防火用とされています。熱によってガラスが割れたとしても、飛び散らぬ様網が入っている形状は、シンプルでかつダイレクトで、人に安心感を与える愛すべき形だと思います。
"Light Container"は、網入り板ガラスを立体としてとらえています。普段サッシの中に隠れている網入り板ガラスの側面は、とてもお洒落に網がジグザグ波打っています。だから、何枚も積層することによって、それを強調したかったのです。何枚も積み重ねた結果、側面の厚みが正面の幅と同じになると、その面はもはや側面とは見なされず、立方体のようにどの面もが正面となります。