かえで(槭樹・楓= カエデ科の落葉高木の総称)  一の宮町で=2001

 「かえで」の古名は「かへるて」で、これは葉の形から。万葉集巻八に大伴田村大嬢が妹
坂上大嬢に贈った歌として
         我がやどにもみつかへるて見るごとに妹を懸けつつ恋ひぬ日はなし
が見える。