ヒオウギ(檜扇=アヤメ科・多年草) 阿蘇町で=2001
画像では見えないが、葉の様子が檜扇を開いた形に似ている。漢名は射干で、この字
は、同じアヤメ科のシャガにも充てられていて、ややこしい。名も色形も真夏にふさわしい。
万葉集巻四に沙弥満誓(さみまんせい)の詠として
ぬばたま(ヒオウギ)の黒髪変り白けても痛き恋には逢ふ時ありけり
が見える。