カワラナデシコ(河原撫子=ナデシコ科・多年草)  一の宮町で=2005


 秋の七草のひとつ。万葉集巻三に大伴家持の歌として

  なでしこがその花にもが朝(あさ)な朝(さ)な手に取り持ちて恋ひぬ日なけん

が見え、伊藤博の校注(万葉集 上巻=角川文庫・ソフィア)は、”なでしこは、かわらなでし
こ”としている。