セリ(芹=セリ科・多年草)  一の宮町で=2002

 春の七草の筆頭。「芹なずな 御形はこべら 仏の座 すずなすずしろ 春の七草」と覚
えたものだ。セリ、ナズナはそのまま。すずなは大根、すずしろは蕪、はこべらはハコベ
らいは知っていたが、御形がハハコグサ、仏の座がタビラコとは調べてみて知った。特に
ホトケノザはシソ科のものの方が本名。

   あかねさす昼は田賜びてぬばたまの夜のいとまに摘める芹これ
                           (万葉集巻二十 葛城王)