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- DMを使い性能を確認する。
- 共振周波数はトランシーバのCWトーンによるデジタル表示により確認する。
- 共振周波数からインダクタンスを求める。
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理論値及び規格真空中の透磁率μoは(空気中もほぼ同じ)
円筒状コイルのインダクタンスLは、長岡係数をK,透磁率をμ、コイルの巻数をn、コイルの断面積をS、 コイルの軸方向の長さをlとすると

上記関係式よりコイルのインダクタンスを計算する。
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コイルの規格(実測値) 巻き数(n) = 52(T) コイル直径(D) = 15(mm) 長さ(l) = 58(mm) 長岡係数(k) = 0.9 (D/I=0.258) |
L = 9.308 [μH]
注)結構めんどくさいので今後の事を考えエクセルで計算式を作成した。尚、長岡係数(K)は係数表より算出
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- 上記コイルをDM(デップメータ)を使い実測する。
- 上記コイルと基準キャパシタンス(16pF)を使いLC並列接続回路を作成し、 共振周波数を測定する。(DMでディップ周波数を探す)
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DMの測定値(f)は13.045MHzでディップした
(デップ点を受信機のCWビートで値を確認:カウンタの電池が無かったので)。
上記式にキャパシタンスと周波数(f)を代入してインダクタンスLを計算する。
注)結構めんどくさいので今後の事を考えエクセルで計算式を作成した。
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驚くほどの精度でコイルのインダクタンスが理論値と実測値で一致した。
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ハムフェアーの工作教室で作ったDMは(2,3時間で作成でき金額は3000円) コストパッフォーマンスが高い