■ホームに戻る 12月3日のPM12:30から銀座のヤマハホールでおこなわれた飯野賢治氏率いる株式会社WARPの話題作、エネミー・ゼロの完成試写会は、多数の業界関係者・報道関係者、120人ほどの電話で申し込むことができた一般客といった人々がつめかけた。一般客の中には女性も見受けられた。 舞台の右側には、プレステ発売2周年記念と書かれた完成試写会の看板がかかり、飯野氏のブラックユーモアが発揮されていた。12月3日とは2年前のプレイステーションの発売日であり、試写会の開始時刻もそれにあわせて12:30にしたという。飯野氏の挨拶でその事が明かされた時、観客席からは笑い声があがった。 試写会は実に良い雰囲気で始まった。幕が開くと、エネミー・ゼロの画像(オープニングの一部)がスクリーンに映し出され、そのステージでヴァイオリン、チェロ、飯野氏自らのピアノ がエネミー・ゼロ 愛のテーマ(エネミー・ゼロ「ピアノスケッチズ」より)を奏でた。それが終わると、飯野氏の挨拶が始まった。エネミー・ゼロは、飯野氏がプレイした場合、5時間でエンディングを迎えることができたらしい。もっとも他の人は20時間くらいかかったということだが。 この完成試写会は年末で忙しい業界・報道関係者のためにおこなわれたということだ。つまり、買ってもプレイできなかったりクリアできなかったりするだろう、じゃあ特別に見せちゃおう、ということらしい。オープニングからエンディングまで、である。しかも用意されたムービーは、飯野氏が実際にプレイした画像を、音声や画像の修正などを全く加えずにそのまま収録したものだった(アクセスやCD交換などの不要な部分・実際にプレイしないと理解できないイベント1つを除く)。 さて、実際に上映が始まった。ノンストップでエンディングまで一気に展開した。まず音・音響効果だが、Dの食卓を当然ながら上回っていた。マイケル・ナイマン氏によるピアノがこれでもかといわんばかりにサターン で見事に再現され、映画さながらの効果をかもし出していた。ストーリーと画像の演出も巧妙で、いつか飯野氏が「プレステ持ってるやつらにサターンでこれだけの画像ができることを見せつけるだけのために買ってもいい」と言っていたことが納得できるほどのクオリティであった。ストーリーは、プレイヤーの性格がひねくれていたり、冷めたものでない限り、泣けるモノであった。 デジタルの悲しみ、である。見ている最中は、ゲームという概念が頭から消え失せていた。飯野氏によると、「実際にプレイしてみれば、感動は2倍になると思って頂きたい」ということであった。 さて、エネミーとの戦闘である。これは、慣れないと相当緊張するだろう。実際、ストーリー後半では2匹のエネミーに囲まれて、飯野氏があせった 様子が感じられた場面があった。丸腰でエネミーから逃げなくてはならない場面は相当心拍数があがるだろう。直接的な恐怖はバイオハザード を越えるだろう。これで難易度の設定でエネミーの行動が変われば、エネミーを倒すことだけに燃えてしまうことも十分考えられる。 エンディングを見終わって思ったこと、それは買い、である。実の所、サターンでの発売が決定した時点で予約していたが。これで6800円は絶対損しない。エンディングまでも見てしまったが、購買心は全く揺るがない。とにかく買った方がいいと思う。キャラゲーばっかりやっている人は別として。 PS.飯野氏は12/22に、東京で父親と食事をするらしい(それがどうした)。 2003.2 HTML修正時のコメント:あのころは俺も若かった…(笑 |