<WW212・しんぺー さん>

   
<WW2へのメッセージ>

 自営業の家で生まれ、物心ついた頃にはくるま好きになり、それからずっとくるま好きです。
 家にあったのは「ポーター」。けっこう四角い車でよく乗せてもらい。急ブレーキでフロントガラスにクモの巣をつくったこともあります。
 いっとき車から興味が無くなり、再び乗せてもらうとき、うちの車はBDファミリアでした、そしてBFとなり、BGとなりました。ずーっとMAZDA車が家にあり、誰に言われることもなく、『乗るのはMAZDAのハッチバック』と刻み込まれました。小さい頃、親に「なんで(ボディは)白ばっかりなん?」と聞いたところ、「白が安いけーよ」と返事をもらいましたが、大きくなり自分でいろいろ調べれるようになると、「営業車ベースの廉価版しか買わないから、白しかなかった」ということに気がつきました(笑)。

 スムーズにコーナーを抜けていくロードレースはどれがどの車か見分けがつかず、飛んだり跳ねたりのラリーがまず好きになりました。

 中学生の頃、ビデオでラリーの映像をみて・・・そのころはGr.Bのはちゃめちゃパワーのくるまのオンパレードで、コースをインカットしてまわりの芝生が剥がれるのを見て心が痛んだこともありました・・・。いろんな車がいましたが、目に付いたのが、おフランスのワークスカー「Peugeot205Turbo16E2」。ファミリアと同じ2BOXハッチバックで、車重が850キロで450馬力という危険な車。大きなハネも魅力でしたが、そのまま家にあるFFファミリアにダブらせて見てました。あんなふうに運転できればかっこいいだろうなー。と思いながら。
 そこでファミリアはWRCのベストハンドリングマシンと言われ、小排気量で大パワーマシンに勝つというかっこよさ。なにより、ハッチバックなスタイリング。1800のGTXになり、さらに大径ターボなGTRも設計されながら、活動は縮小へ・・・そして撤退。「これでセリカをぬいてやる」と言われた現場の声は上には届かず。。。。。。。。

 峠で練習している頃は1500FFのデフつき。いろいろぶつけながら挙動を覚え、コーナー進入時にブレーキホースが裂けるという臨死体験後、今の323GTRへ。気持ちいい加速感、くるくる回る回頭性。イイ車だと決めつけてます。今ではさすがに設計が古く、最前線では・・・と思われますが、デビュー当時は相当なキテレツぐるまだったと聞いています。
 外観が極めておとなしく、知名度も低いところがまたイイのですが、「次なに買うんや?」と聞かれ困り果てる今日この頃。スポルト20はちょっとちがう、と思うと同時に、もしかして死ぬまで4駆なのか?と心配しています。日本の道路事情からして、車はコンパクトなのが偉い。と思っていますので、BGファミリアぐらいの大きさのホットなハッチをまた作ってぜひモータースポーツに復帰してほしいです。そして自分の車でレプリカして、(多分ずっと先でしょうから)若い走り屋くんなんかに、「あの人好きなんじゃのー」って言われてみたいです(笑)。
 フツーの車ばっかりじゃ価値ないよ、MAZDA。(2001/3/10)