| トミカのモデルは発売開始から概ね３〜５年のライフで次の新型モデルへとバトンタッチされ、製造が中止されます。その理由は実車のモデルチェンジに伴なう旧型化や人気の低迷など様々ですが、こうして製造が行なわれなくなったモデルは「絶版モデル」と呼ばれます。 ３０年というトミカの長い歴史の中で、これまで幾多の絶版モデルが生まれてきたことは想像に難くないですし、現在においても、新型モデルの発売の裏には、必ず消え去るモデルの存在があるわけです。 こう考えると、絶版モデルの収集は一見際限のない作業にも思えますが、その絶版モデルの中でも、トミカの創世期にあたる初期のモデル達は、やはり特別の存在であると言ってよいでしょう。 イギリスでは「古い自動車」にも年代によって細かく呼称が分け与えられていると聞きますが、そんな感覚にも近いでしょうか・・・。 私は、トミカが発売開始以降、大人気を博して一気にそのラインナップを充実させていった昭和４５年〜昭和５０年前後までのモデルが、自分の旧車趣味のゾーンともピッタリと重なることから、この時代のモデルを中心にして絶版車コレクションを行なってきたのです。 |
| ● トミカの絶版車リスト |
| ● トミカの参考文献 |