1976年の1月、最後の新番号モデルとなるNo.110−1・クラウンタクシーの登場で、ついにトミカ日本車シリーズの110台体制が埋まりました。トミカの発売開始から5年と5ヶ月目でのことです。この時点で第3世代モデルが3種、第2世代モデルが22種、残る80種余りはまだ第1世代モデルでした。 ちなみに、No.109−1は日野シュノーケル消防車の登場が予告されましたが発売中止となり、この結果、1980年の80台体制への縮小を経て1988年の外国車シリーズ吸収で全120台体制となるまでの長い間、トミカの109番は欠番のままでした。 1976年の大きなトピックスとしては、それまで乗用車系トミカの主流だった銀メッキキャップの2B/2Cホイールが、ホットスタンプ版の10Hホイールに切り替えられたことです。同様に大型トラック系モデルの9C/9Dホイールもホットスタンプ版の12Hホイールに替わりました。ちょうどこの過渡期にあたるNo.99−2・マツダルーチェAPカスタムGRUやNo.44−2・フェアレディ240ZGパトロールカーには、一部に2Bホイールのモデルがありますが、No.13−3・セドリックやNo.47−2・グロリアバンは最初からすべて10Hホイールが装着されています。 |
110-1 | クラウンタクシー | '76.1〜 | '80? | 。 |
6-2 | いすゞボンネットバス | '76.2〜 | '80.6 | 。 |
65-2 | 酒井重工タイヤローラー | 〃 | '79.2 | 。 |
76-2 | トヨタランドクルーザー道路公団 | '76.4〜 | '78.5 | 。 |
20-2 | ニッサンディーゼル郵便車 | '76.5〜 | '80.11 | 。 |
70-2 | 小松レーキドーザー | 〃 | '77 | 。 |
42-2 | ニッサンディーゼルジェットパック | '76.6〜 | '82.10 | 。 |
99-2 | マツダルーチェAPカスタムGRU | 〃 | '80.12 | 。 |
19-2 | 川崎バートルV−107U | '76.7〜 | '85 | 。 |
13-3 | セドリック2800SGL | '76.8〜 | '80.6 | 。 |
44-2 | フェアレディ240ZGパトロールカー | '76.9〜 | '79.12 | 。 |
47-2 | ニッサングロリアバン | '76.11〜 | '79.1 | 。 |
41-2 | 富士重工セミデッカー型バス | '76.12〜 | '81.7 | 。 |
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