Old tomica



1975年(昭和50年)
(登場:34種)(絶版:16種)





 1975年は大量34モデルを投入、11月に発売したNo.108−1・カローラ30クーペをもって、トミカの全110台体制はほぼ完成したといえます。
 ニューモデルは、もはや新番号より既存番号の入替え交代が中心となり、この年で絶版となったモデルは16台を数えました。No.32−2、No.4−3、No.27−3のクラウン2600ロイヤルサルーンは、トミカの中だけで既に3代目のクラウンへ移行しています。

 トミカのバラエティ探索はなおも続き、750ccバイクや大型トラクターだけに止まらず、ホーバークラフト、蒸気機関車、客船といったクルマ以外の異色モデルも新たに登場しています。
 また、従来はフォーミュラマシンに限られていたレーシングカーのモデルも、No.21−2・スカイライン2000GTなどの国内ツーリングカーが登場し始めたほか、ル・マン24時間レースに日本から初挑戦したNo.105−1シグマMC74マツダも発売されました。

 目新しいところでは、90番台後半から100番台中盤まで、空港で働く自動車が数多くリリースされています。このうち、No.95−1、No.97−1、No.98−1、No.100−1の4車種はレギュラーモデルとして日本航空/全日空の2タイプが用意されていました。その他の車種については「空港セット」等のギフトセットで全日空仕様が出されたようです。

7-2 ふそうパネルバン '75.1〜 '88
14-2 トヨタカートランスポーター  〃 '88
90-1 ふそうコンテナ運搬車  〃 '80 24-3へ移行
92-1 クボタトラクター '75.2〜 '80?
94-1 東急化学消防車  〃 '77.7
8-2 サニーエクセレント1400GXクーペ '75.3〜 '79.10
93-1 三井造船ホーバークラフトMV−PP5  〃 '80?
101-1 日本航空ニッサンキャブオール連絡車  〃 '80?
102-1 日本航空セドリックワゴン連絡車  〃 '80?
103-1 空港送迎バス  〃 '80?
2-2 トヨタランドクルーザー '75.4〜 '79.7
95-1 日本航空/全日空ジャンボ牽引車  〃 '77.7
96-1 日本航空/全日空トーイングトラクター  〃 '78.2
98-1 日本航空/全日空タラップカー  〃 '80?
100-1 日本航空/全日空コンテナ  〃 '80?
97-1 日本航空機内食運搬車 '75.5〜 '77.8
99-1 日本航空空調車  〃 '76.6
13-2 さんふらわあ '75.6〜 '76.8
104-1 D51型蒸気機関車 '75.7〜 '80?
106-1 小松ドーザショベルD65S  〃 '80?
11-2 日野セミトレーラートランスポートタンク '75.8〜 現行
24-2 日野セミトレーラーパネルバン '75.9〜 '80.9
21-2 スカイライン2000GTレーシング '75.10〜 '80.5
32-2 クラウン2600ロイヤルサルーン  〃 '79.6
105-1 シグマMC74マツダ  〃 '80?
4-3 クラウンパトロールカー '75.11〜 '81.4
17-2 チェリーFU1400GX  〃 '79.8
29-2 日野ハシゴ消防車  〃 現行
30-2 ヤマハTX750白バイ  〃 '82.12
108-1 カローラ30レビン  〃 '80?
12-2 ヤマハTX750 '75.12〜 '78.8
15-2 サニー1200GXレーシング  〃 '79.5
27-3 クラウンファイアチーフカー  〃 '78.10
107-1 ニッサンキャブオール新聞輸送車  〃 '80?