1970年の発売開始直前、全40台ものラインナップを「予告」してスタートを切ったトミカシリーズは、翌年からはまさしくニューモデルのリリースラッシュとなりました。1971年には24種類ものモデルが発売され、トラックやジープ、レーシングマシンといった乗用車以外の自動車も加わるバラエティ豊かなシリーズとなり、トミカ人気を確実なものとしていきました。 この年から銀メッキのキャップを持つ2A(/2B/2C)ホイールが登場し、後にホットスタンプ仕様の10Hホイールが登場する1976年まで、乗用車系ホイールの主役の座を担うことになります。これに伴ない、発売当初から採用されていた白スタンプの1Sホイールは姿を消しました。 また、1971年の大きな話題としては、トミカの販売が予想を上回るペースで推移したために国内生産が追い付かず、一時的に香港に下請生産させたモデルが登場したことです。No.10−1・ホンダNV360に始まったこれらの「ホンコントミカ」は稀少モデルとして有名ですが、すべて銀スタンプの専用ホイール「4S」を履くほか、精巧な出来を誇るトミカシリーズの中にあって、ディテールの完成度が著しく低いことが特徴です。このため1975年末には全て製造中止となりましたが、中でもNo.30−1・ギャランGTOは製造台数が少なく、もっとも入手困難なモデルとされています。 |
8-1 | サニー1200GXクーペ | '71.1〜 | '75.3 | 。 |
13-1 | ギャラン ハードトップGS | '71.3〜 | '75.6 | 。 |
15-1 | コロナ 1700ハードトップ | 〃 | '75.12 | 。 |
27-1 | クラウン ファイアチーフカー | 〃 | '72.9 | 。 |
28-1 | クラウン タクシー | 〃 | '72.8 | 。 |
14-1 | ローレル 2000GX | '71.4〜 | '75.1 | 。 |
17-1 | チェリー X−1 | 〃 | '75.11 | 。 |
21-1 | スカイライン2000GT ハードトップ | 〃 | '75.10 | 。 |
10-1 | ホンダNV360 | '71.6〜 | '74.8 | HONG KONG |
16-1 | コスモスポーツ | 〃 | '74.11 | 。 |
22-1 | ニッサン R−382 | 〃 | '80.9 | 。 |
18-1 | ホンダ TN360トラック | '71.7〜 | '74.10 | 。 |
19-1 | ホンダ TN360パネルバン | 〃 | '76.7 | 。 |
23-1 | トヨタ 7 | 〃 | '80.6 | 。 |
24-1 | ハイエース トラック | 〃 | '75.9 | 。 |
44-1 | フェアレディZ パトロールカー | 〃 | '76.9 | 。 |
45-1 | コスモスポーツ パトロールカー | 〃 | '77.9 | 。 |
12-1 | カペラ ロータリークーペ | '71.8〜 | '75.12 | HONG KONG |
20-1 | ホンダ TN360パネルバン郵便車 | '71.9〜 | '76.5 | 。。 |
9-1 | スバル R−2 | '71.10〜 | '74.4 | 。 |
11-1 | カローラスプリンター1200SL | 〃 | '75.8 | HONG KONG有 |
25-1 | 三菱ジープ J3R | 〃 | '80.5 | 。 |
26-1 | セリカ 1600GT | 〃 | '78.7 | 。 |
30-1 | ギャランGTO−MR | '71.12〜 | '75.11 | HONG KONG |
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