トミカリミテッドヴィンテージ
TOMICA LIMITED VINTAGE






LV-45 Mitsubishi Galant A2GS 
 
 デボネアに続く三菱車第二弾は、コルト1500の後継車として1969年にデビューした、コルトギャランの4ドアセダンです。ダイナウェッジラインと呼ばれたシャープなスタイルに角型2灯のヘッドランプ&4連リアコンビと、まさに三菱の新世代乗用車のイメージを体現したクルマがこのギャランでした。排気量1289ccのATシリーズに対し、AUシリーズには排気量1499ccのSOHCエンジン・4G31型が搭載され、さらにGSではツインキャブ仕様となり、ギャランのホットバージョンに相応しい105psの最高出力を誇りました。
 さてLV−45では、ともすれば似通ってしまいがちな典型的な3BOXフォルムの中で、ギャランのボディの特徴を巧くとらえ、一目でそれとわかるスタイルを実現しています。、これにはウェッジシェイプの利いたボディラインとともに、フロントマスクやリアコンビ意匠の忠実な再現が大きく寄与していると思います。
 じつは過去に本家トミカでギャランのHTモデルがありましたが、フロントマスクとバンパーが一体化された素っ気無い構造になっており、精巧さが売りのトミカとしてはかなり印象が薄いものでした。当然ながら、モデルの精巧さはトミカリミテッドヴィンテージ特有のレベルであり、旧来品のトミカと比較するまでもありませんが、初期型の4ドアセダンというシブいモデルチョイスも、トミカリミテッドヴィンテージらしい、一味違った車種選択といえますね。
 赤とオレンジの2色が’07年5月末に発売されました。

LV-45a. 赤 LV-45b. オレンジ      
2007.6.16 購入 New!!     2007.6.16 購入 New!!