●LV-28 Mazda Carol ついに軽自動車カテゴリーに進出したリミテッドヴィンテージ、スバルの次はマツダがチョイスされ、まずはクリフカットのボディが有名なキャロルの4ドアセダンが登場しました。1962年に発売されたキャロルは、軽自動車初の水冷4サイクル・4気筒エンジン搭載という、マツダ初の本格乗用車に相応しい贅沢なメカニズムを備えていました。その後数度の小変更を経て、1966年のマイナーチェンジではフロント/リアのデザインを一新、4速のトランスミッションがフルシンクロ化されました。 モデルは前作スバルの素晴らしい造形・クオリティを引き継いでおり、まさにどの角度から眺めてもあの「キャロル」です。サイドのプレスラインに沿ったシャープなモールが綺麗に再現されていますし、角型のテールランプは赤色のクリアパーツで別体化するきめ細かさです。サイドビューを眺めていると、クリフカットが後席の居住性に貢献している様子が手に取るように判りますね。2トーンのルーフカラーとシートカラーのコンビネーションも見事です。少し残念なのは、Aピラーから降りてきた2トーンのアッパー色がフロントウィンドウ下端部で止まらず、そのままボンネットフードとの境まで塗られてしまっていることですね。マスキングが難しいのは理解できますが、全体の造形が素晴らしいだけにちょっと気になります。 青/白、マルーン/白の2色が’06年4月末に発売されました。 |
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LV-28a. 青 | LV-28b. マルーン | |
2006.4.29 購入 | 2006.4.29 購入 |