トミカリミテッドヴィンテージ
TOMICA LIMITED VINTAGE






LV-27 Subaru Sambar 
 
 軽自動車の第二弾は同じくスバルのサンバーライトバンで、1BOXタイプのボディは大型バスを除けばリミテッドヴィンテージ初となります。サンバーは大ヒットしたスバル360のコンポーネンツを流用して企画されたRR駆動方式の本格商用車で、1961年2月にまずトラックを発売、9月にライトバンが追加されました。当初ヘッドランプ間に設置されていたベンチレーターが1964年のマイナーチェンジで大型化され下方に移動しますが、一目でサンバーと判る特徴的なデザインは依然健在です。箱絵のフェンダーミラーステー形状から判断して、二代目サンバーにモデルチェンジする直前の最終型(1965年式)だと思われます。
 モデルの方は前出の360カスタムのさらに上を行く素晴らしい出来映えで、サンバーの可愛らしいスタイルを見事に表現したうえで、ヘッドランプ&バンパーはもちろん、リアコンビランプまで別パーツ化するという念の入れようです。私が入手した個体では、薄青よりも白のボディーカラーの方が塗料の厚みが薄いようで、ボディーのパーティングラインやキャラクターラインがよりシャープに際立っています。また、内装に目を移せば、シート色がそれぞれ別カラーで2トーンに塗り分けられているほか、リアエンジンゆえの荷室床面高さもきっちり再現されています。オーナメントやエンブレム類の印刷表現も相変わらず精巧なもので、リアゲート左端のDeluxeラベル?などはサイズが小さくなり過ぎて、裸眼では文字判別が不可能なほどです(笑)。
 白、薄青の2色が’06年3月末に発売されました。

LV-27a. 白 LV-27b. ブルー
2006.4.9 購入 2006.4.9 購入