トミカリミテッドヴィンテージ
TOMICA LIMITED VINTAGE






LV-24 Toyota Crown Standard 
 
 すでに二代目と三代目がリリースされているトミカリミテッドヴィンテージのクラウン、今度は本格国産乗用車の祖となった初代が登場してきました。モデルはその初代の中期型にあたるRS20で、フロントグリルやサイドモール形状が変更され、エンジン出力も大幅にアップ、さらに初期型では2枚分割だったウィンドシールドも全グレードで1枚ガラスへと進化を遂げていますが、観音開きのドアやBピラーに埋め込まれたアポロ式ウィンカー等、初代を特徴付けるアイテム達はしっかり継承されています。
 今回のLV−24はスタンダード車なので、デラックス車のような派手な装飾はなく、タイヤのサイドウォールも黒一色の地味なタイプですが、サイドモールやオーナメントから、細いウィンドウモールまで精巧に表現されており、それなりにトヨタの旗艦らしい風格を漂わせています。本来ならばフロントグリルの合間からもボディカラーが覗くはずですが、1/64スケールではメッキパーツでの一体化も止むを得ないでしょう。LV−24bのタクシー風の3トーンカラーの存在は私は全く知りませんでしたが、当時の日本市場は質素過ぎる外観を嫌う傾向があったので、このようなスペシャルカラーを用意していたのかもしれませんね。
 黒、クリームの2色が’06年4月末に発売されました。

LV-24a. 黒 LV-24b. クリーム
2006.4.29購入 2006.4.29 購入