トミカリミテッドヴィンテージ
TOMICA LIMITED VINTAGE






LV-20 Toyopet Crown Ambulance-car 
 

 トミカの特殊車両バリエーションで、道路公団車、パトロールカーとくれば、お次はお待ちかねの救急車の出番です。トミカリミテッドヴィンテージでは二代目クラウン(マスターライン)をベースとしたFS45V型救急車がチョイスされました。LV−03のクラウンセダンは1962年発売の初期型でしたが、今回は1965年にマイナーチェンジを受けた後期型がベースで、フロントマスクはターンシグナルランプがバンパー埋め込まれたタイプに変更されています。FS45Vは救急車専用の型式で、ホイールベースはオリジナルから大きく延長されています。当時のマスターラインは直6・2.0L/直4・1.9Lの2種類のパワーユニットがありましたが、救急車にどちらが採用されていたかは不明です。
 モデルはLV−20aで玉川消防署、LV−20bで高崎消防署と、いずれも関東近郊の2仕様が設定されましたが、ボディ形状に差異はなく、サイドストライプやホワイトリボンの有無、補助灯の色、赤色灯のベース色が違う程度です。消防署名や号車番号の精巧な印刷は毎度のことですが、今回は新たにリアサイドの透かしガラスを表現する試みがされています。
 玉川消防署仕様、高崎市消防局仕様ともに’06年2月に発売されました。

LV-20a. 玉川消防署 LV-20b. 高崎市消防署
2006.3.4購入 2006.3.4購入