●LV-15
Datsun 1200 Truck 商用車の第3弾はピックアップトラックで、ダットサン1200トラックの登場です。日産初の本格国産乗用車となったダットサンセダン110/210型からブルーバード310型に至るまでの小型セダンの流れに追従し、これをベースとした0.75〜1トン積みクラスの小型貨物車も、120/220型から今回の320型へと変遷していきました。1189cc/55PSのパワフルなエンジンを搭載した320型は、1959年(昭和34年)に発売されて大人気を博したブルーバードセダンのフロントデザインをそのまま取り入れています。トミカリミテッドヴィンテージでは、次のダットサン1300トラック(520型)にバトンタッチする直前の、後期型ともいうべきモデルを取り上げています。前期型からはフロントグリルが小変更され、ブルーバードのグリルともやや異なったデザインとなっているのが特徴です。 今回は荷台の作り分けはなく、渋めの2種類のボディカラーが設定されていますが、そこはヴィンテージシリーズ、単純なボディ色の塗り分けに留まらず、幌の色やベンチシートの色調までそれぞれ独自にコーディネートしています。当然ながら、商用車シリーズらしく荷台のペイロード表示やダットサンのラベルも細かく再現されていますが、極めつけはフロントガラスに描かれているワイパーで、右ハンドルながら助手席側から生えているユニークなアームの向きまで正確に表現しています。 グリーンとグレーの2色で6月末に発売されました。 |
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LV-15a. 緑 | LV-15b. グレー | |
2005.7.9購入 | 2005.7.9購入 |