MAZDA 767
(1988−1989)

    767- No.001   767- No.002   767- No.003
ShakeDown   1988.4   1988.4   1988.?
'88/4
JSPC Rd.2
SUZUKA 500km
 

#201 MAZDA 767
(7th)

 


 
'88/5
JSPC Rd.3
FUJI 1000km
 

#201 MAZDA 767
(R)

 
'88/5
WEC 
SILVERSTONE
   

#201 MAZDA 767
(9th)

   
'88/6
LeMans 24h
 

#201 MAZDA 767
(Overall : 17th)
(IMSA-GTP : 2nd)
 

#202 MAZDA 767
(Overall : 19th)
(IMSA-GTP : 3rd)
 
'88/7
JSPC Rd.4
FUJI 500mile
 
#201 MAZDA 767
(R)

 
#202 MAZDA 767
(4th)

 
'88/8
JSPC Rd.5
SUZUKA 1000km
     

#201 MAZDA 767
(R)
 

'88/10
 WEC in Japan
     

#202 MAZDA 767
(14th)
 

#201 MAZDA 767
(R)
             
'89/2
IMSA
Daytona 24h
     

#77 MAZDA 767
(Overall : 5th)
'89/3
JSPC Rd.1
FUJI 500km
      #201 MAZDA 767
(11th)
 

#202 CHARGE MAZDA 767B
(R)
'89/4
WSPC Rd.1
SUZUKA
   

#201 MAZDA 767
(Overall : 19th)
 
'89/6
LeMans 24h
     

#203 CHARGE MAZDA 767B
(Overall : 12th)
(IMSA-GTP : 3rd)
'89 JSPC          

#202 CHARGE MAZDA 767B
             
             


'00 NOW...

  ×No Exist
(Crashed at FUJI)
  〇Exist
(Display Model 787B-No.2)
  〇Exist
(Display Model 787B-No.1)


更新履歴

●6/21/03 ’88WECの画像を更新

 ’88年WEC in JAPANでの2台の767に関して、じゅらさんからAUTOSPORTS誌の鮮明な画像を提供頂きました\(^o^)/。オレンジ&ホワイトの初期CHARGEカラーの#201、ライトカバーにテーピングが施されたワークスカラーの#202と、今までにない目新しいバージョンの登場です

●6/19/03 ’88前半の767出場レースを掲載

 BeAM誌創刊予告号のレースレポートに、767−002のデビュー戦がJSPC第3戦富士であるとの記事を(今になって)発見。また、The Trail(マツダスピードHP)の戦歴データによると、この富士戦の僅か1週間後のWSPCシルバーストーン戦にも1台の767がエントリーしていることから、88年の5月初旬には、001が英国、002が日本と二手に別れて1000キロレースを戦ったと推測できます。翌月のル・マン参戦を見据えて、急ピッチでニューマシン767の実戦経験を積んでいったものと思われます。

 ところで、
H.N氏から気になる情報が・・・。昨日、初期型CHARGEカラーのマシンを767−003と推定したばかりですが、なんと003は製作当初からサイド排気だった可能性が高いとのこと。写真では明らかにリア排気と見られるこの初期型CHARGEのマシン、私はてっきり88年のシーズンオフにサイド排気に大変更されたものと思っていたのですが・・・。WEC富士のもう1台、#202のマシンも写真ではリア排気に見えるので、H.N氏の「003サイド排気説」が正しいとすると、WECにリア排気の767を2台揃えるには、消えたはずの001にもご登場願うことになり(笑)、ますます謎は深まります(ーー;)。

●6/18/03 ’88のWEC in JAPANでの戦績を追加

 じゅらさんから提供頂いた情報で、オレンジ1色の初期型CHARGEカラーのマシンは、’88年のWEC富士に参戦したことが判明しました(当時のR’on誌記事より)。結果はリタイヤということで、同レースを14位で完走したもう1台の767が#202であることも同時に確認されました。

 この
初期CHARGEカラーのマシンのシャシーNo.については、これまで単純にそのゼッケン(201)から002としていましたが(笑)、じゅらさんからのご指摘もあり、以下の理由から003に変更しました。
 シーズン途中に767−001をクラッシュで失った88年は、結果的には最終戦WECに2台体制で臨むためだけに、わざわざ
003を追加製作したカタチになります。ちょうどこのWEC戦で、スポット的にレナウン社のスポンサードを得ていたことを併せ考えると、新しく組み上げた767−003こそが、新しいスポンサーカラーをまとうキャンバスとして適任だったはず、と推測したわけです。
 そして、このWEC戦をリタイヤで終え、もっともマイレージの少ない003が、88年シーズンオフに徹底的なモディファイを受けて、翌89年シーズンを新規製作の2台の767Bに交じって戦っていくことになったと思われます。

●3/29/03 003の’89JSPC戦の画像を追加

 鮮やかなレナウンCHARGEカラーのデビュー戦となった、’89年3月のJSPC開幕戦・富士500キロでの、#202のVTR画像を引用しました。
 このレースへは
#201(767)#202(767B)の2台がエントリーしていますが、#202は、フロントカウルリアウィングの形状から、新規に製作された767Bではなく、あくまで767のモディファイ版であると思われます。
 シャシーNo.の特定については、この後WSPC鈴鹿戦(4月)に出場した
002リア排気のままであるのに対し、この#202はマシンサイドのCHARGEステッカーの高さ位置からサイド排気へ変更されていると推測されるため、IMSAのデイトナ24時間で好成績をあげた003であると断定しました。
 おりしも1989年初頭は、Newマシン767Bの001号シェイクダウン&002号製作に追われながら、IMSA〜JSPC〜WSPCと転戦する超ハードなスケジュール・・・、ボディこそ鮮やかに衣替えしていますが、黒いままのリアウィングがまさに「デイトナ帰り」といった雰囲気であり、この「003説」が俄然真実味を帯びてくるように思えます。(ちょっと強引?)

 しかし、ここで悩ましいのが、オレンジ一色の暫定版(?)
CHARGEカラーをまとった767の写真(BeAM誌創刊予告号の表紙)です。掲載時期やボディワークから、マシンが767−002であることは間違いなさそうですが、一体これが何時の走行シーンであるかを裏付ける資料がありません。8月の鈴鹿戦以降、JSPCへの出場はなかったようなので、10月のWEC in Japanあたりにこのカラーリングで出場したということになるのでしょうか?

●3/29/03 ’88の鈴鹿1000kmの画像を追加(002)

 秘蔵VTRの中から、8月の鈴鹿戦グリッド上の#201の画像を発見し、掲載しました。
 「ゼッケン201+赤ハチマキ」は、88年ル・マンのNo.001の外観そのものですが、ル・マン以降始まった767の2カーエントリーが、この鈴鹿戦ではなぜか1カー体制になっていることから、No.001の富士戦クラッシュは前戦の富士500マイル(7月)でのアクシデントと推測し、シャシーNo.を002としています。

●5/6/01 002を787Bレプリカ2号に、003をレプリカ1号に修正

 H.N氏の情報により002は「3号→2号」に、003は「2号→1号」に記述を修正。

●4/28/01 003の’89JSPCの画像を追加

 1989年10月のインターチャレンジ富士1000kmで配られた「Pit−FM News」から、デイトナ仕様の767(呼称は767B)の写真を発見。おそらく夏の富士500マイルの写真と思われます。画像では判りにくいですがサイド排気となっており、001/002ではないと判断しました。
 89年は767Bの1号車がWSPCを転戦しており、9月に767Bの3号車が製作されるまでのつなぎとしてJSPCを戦う2台目の車両として
767−003が使用されたものと思われます。






 

 

 

【お断り】
本ページの掲載画像は、下記より引用させて頂きました
◆Racing On /AUTOSPORT 誌◆
◆POLE POSITION 誌◆
◆JSPC公式パンフレット◆
◆マツダ潟zームページ◆