雨飾山・大渚山

<1997.4.12〜13>


<雨飾山と大渚山の1997年4月12〜13日時点の積雪情報>

1)鎌池林道の除雪
標高1100mのあたり(大海川への分岐の数百m手前)まで除雪してあります。 雨飾への登りでは、われわれはタクシーで除雪終点まで行ってもらいました。 車の除雪車が転回して広くなっているところに駐車している人もいました。

2)小谷温泉周辺

雨飾からのくだりでは標高950mくらいまでスキーで滑りました。
小谷温泉・山田旅館のまわりは雪がありません。

今回の大渚山へのルートは、
湯峠〜山頂〜葛草連(くんぞうれ)〜小谷温泉です。 鎌池林道の標高1035m地点まで旅館の車で送ってもらいましたが、 夏の登山道を歩いてもわずかなので、雪のあるところまで 歩いていくべきでした。














3)大渚山山頂付近
たっぷり雪があります。
しかし、南東斜面の中腹に大きな亀裂があります。 水平方向30mくらい、上下2mくらい口があいてます。 ほかにも亀裂ができ始めていました。 視界の悪いときには注意が必要でしょう。 両側の樹林帯のどちらかを滑れば大丈夫でしょう。

4)葛草連への下り、小谷温泉までの林道
われわれが下ったのは、葛草連と熱湯の間の尾根(1/25,000地形図でいうと 1190mの標高点がある尾根)です。
標高1000m付近で雪が切れたので、少し登り返して、尾根の南側の、傾斜の緩 いほうにルートをとりました。林道(標高890mのあたりをトラバースしている) に降りるまでスキーで滑走可能でした。 葛草連〜熱湯〜小谷温泉の林道は、途中で雪がなくなり歩きになりました。


5)熊情報
大渚山の南東斜面を下っていると、はるか下のほう標高1300m付近の平原を熊が 横ぎりました。幸いにも、われわれは高みの見物でよかった。