日記帳


プレイバックPART 43
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5/29
ASAHIネットからDM。「ADSLでいこう!キャンペーン」。
いよいよADSLを導入する気持ちになったが、我がパソコンにはLANボードがない。で、拡張アダプタを買ってきたのだが、Mac対応の製品は少なくて値段も高く、なんと5480円だった。
MacOS 8.6 には長年親しんできて、たいへんに愛着があるのだが、このさきアップグレードが必要になったとき、OS X を採用するか、Winに乗り替えるかは微妙なところ。
OSに関しては文句なくMacが良いと思うけど、いかんせん対応するハード、ソフトの選択肢が狭すぎて価格も割高。
いまのところ、98年製266MHzのPower Mac MTでも日常の生活に問題ないので、買い換えの予定はなし。ADSLを導入すれば、通信速度も改善されるだろうし。

5/28
レコードプレーヤーが欲しい。

5/23
上戸彩主演のチャンバラ映画は評判がいいらしい。可愛らしい風貌をしているが良いアクションをするという。クライマックスの二百人斬りが見物だと。一部の予告編を見ただけだけど、顔面に血しぶきを浴びながら刀を振り回す画面は確かに迫力があった。アイドル主演の映画はあまり趣味ではないのだが、これは見に行こうと思う。
今、正午を回ったところ。部屋の空気を入れ換えようと思ってブラインドを少し上げ、窓を開けた。入ってきた外気が湿り気を帯びているようだ。なんだかスッキリしない。覆いの角度を変えて見上げると薄い雲が広がって一面灰色の空だ。テレビを点けてウェザーニュースにチャンネルを合わせ、気象衛星の映像を見ると雨雲は甲信越地方にかかっており、関東地方はクリアである。 だが、この一時間の日照時間は一分以下。今日は曇り、ということだろう。
やかんで湯を沸かしてコーヒーを入れカップ麺も作ってくつろぐ午後のひととき。

5/17
昨年の盆に帰省中の新幹線の中で読み始めた「晴子情歌(上)」。旧仮名遣いの文章が読みにくく漢字も難しく苦労して半年かけて読破した。そう、読み終えたのは今年の正月の帰省中、一月のことだった。そして(下)に取りかかったのが、五月四日。また帰省の道中に大阪心斎橋の「アセンス」という名の本屋に立ち寄って千八百九十円のハードカバーを購入した。上巻ではあんなに苦労したにもかかわらず、下巻は十日で読破してしまった。昭和九年三月の回想から始まって昭和五十一年四月九日の日付で終わる、母親から息子に宛てた、この膨大な手紙。読んでいるうちに北の果てに行ってみたくなってしまう自分がいる。本州の最北端から日本海や津軽海峡を臨んでみるとどんな心持ちがするのだろう。ちなみに函館から津軽海峡を臨んだことは、ある。
鰊にスケトウ、鮭、マス、マグロ、烏賊。
鮭、マグロ、烏賊、は、好きだな。(食いもんとして)
晴子の夫の淳三が画家だという設定で、物語の終盤、いろんな色の名前が出てくる。ヴァーミリオンよりさらにくすんだカドミウム赤の点、とか、藪椿の茂みのヴィリジアン、とか。私は色彩の微妙な感覚には鈍い。が、ヴァーミリオンの赤で連想したのが、これを愛した関根正二という洋画家。代表作の「信仰の悲しみ」は倉敷の
大原美術館にあるという。と、いうことは中学二年の時のバス旅行で私は実物を見ているはずであるが、よく憶えていない。

5/12
先般来、自宅でたこ焼きを作って食べてみようと思ついていたのだが、某日、お好みフーズ株式会社の「たこ焼こだわりセット(三人前2パック)」298円に、カセットコンロ用の鉄板がおまけについているという企画品に出くわし、これを購入した僕は、さーあとは蛸とソースを買ってきて焼くだけだ、と、実行の機会を伺ってきた。
家庭用のたこ焼き器は電気を熱源にしたものと、ガスコンロを熱源にしたものの、二種類があるようだが、やっぱし、炎を見ながら焼いた方が旨いに違いないだろうという、個人的なこだわりから、適当な鉄板を探していたのであった。それなりのものがただで手に入ったのは幸運である。
今夜、製作に取りかかった。
ボールに水320cc(伊藤園の「お〜いお茶」350mlペットボトルで量った)と生卵一個とたこ焼きミックス粉を入れてよくまぜ、生地を作った。あらかじめ中火であたためておいた鉄板にたっぷりとサラダ油をひいて、用意した生地を各穴の半分まで流し込み、ぶつ切りの蛸と天かすと紅生姜とネギを入れ、さらに生地を穴からあふれる程度に流し込む。あとは焼くだけ。千枚通しでひっくり返すタイミングが難しいがマニュアルに「一分三十秒」と書いてあったので手元のG-SHOCK MADMAN で正確に計りながらやったら上手くいった。熟練のたこ焼き屋のおっさんは目にも留まらないような早業で千枚通しを操り数十個のたこ焼きを一瞬でひっくり返す。露店でその光景を眺めるのも祭りの楽しみだと言えよう。今夜はお祭りなどではなく自宅のテーブルの上なのだが、一月前の靖国神社境内における花見の狂態を思い出しながら、二十九個のたこ焼きを焼いた。


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