日記帳


プレイバックPART 19
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4/30
じつわ.....、僕ってカラオケがあんまり好きじゃないんです。でも、今の世の中、「カラオケ嫌い」なんてのは、人付き合いを拒絶しているようなものなので、それを口にしたことはないのですが。
去年(2000年)は、一度しかカラオケしていません。「Smapがカラオケ向きだ」なんて書いてるくせに、カラオケでSmapを唄ったことなんて無、です。2000年ただ一度のカラオケは友人達との飲み会の二次会だったのですが、ハッキリ言って今どきの唄は、僕、まったく歌えません(知らないから)。
それどころか、たとえ自分が知っている唄であっても、自分自身が歌うのは楽しくありまぜん。僕にとって音楽(唄)は聞くモノなのです。
僕の古くからの友人に、同じような感性を持つ「カラオケは美しくない」という信念の持ち主で、軟弱な僕とは違って、学生時代以来、カラオケには参加しても歌わないというスタイルをとり続けていた男がいました。そいつは10年来、カラオケで歌った事がなかったのだが、あるとき、惚れた女に「カラオケにつきあってくれないなんて」と言われた途端、長年の男の美学を捨ててしまいました。
この例からもわかるように、男の信念なんてのは案外、脆弱なものなのです。
と、ここは自分に正直な場所なので、本音を書いていますが、普段の僕は「カラオケ嫌い」は表には出しません。歌うのを避けられるときは避けています。
でも、人道上、歌わねばならないときは歌います。
営業所閉鎖まであと7

4/26
日本の総理大臣はよく替わる。僕が生まれてからこれまで、はたして何人が総理大臣の座に着いたのだろう。ちょっと思い出してみよう。
佐藤、田中、三木、福田、大平、鈴木、中曽根、竹下、宇野、海部、宮沢、細川、羽田、村山、橋本、小渕、森、小泉.....首相、かな?
これだけ思い出すのに10分ほどかかった。順番が違ったり抜けてる人がいませんか?
たぶん合ってると思うけど。
米国の大統領は、ニクソン、フォード、カーター、レーガン、ブッシュ、クリントン、ブッシュ....だったっけ?
大統領の任期は4年で、二期勤めたのはレーガンとクリントン。二期目の途中で辞任したのがニクソン。ニクソンを受け継いだフォードは残りの任期とその後の一期(4年)のお務めだった。カーターと前ブッシュは一期。
ソ連の書記長はブレジネフ、アンドロポフ、チェルネンコ、ゴルバチョフ...。
ゴルバチョフ以外は一度就任すると死ぬまで書記長だった。たしかブレジネフの在任期間は18年...。高齢で就任したアンドロポフとチェルネンコは1年と少しのお務め(すぐ死んだんです)。ゴルバチョフは国家元首の制度を強制的に変更して初代のソ連大統領になったが、まもなくソ連が崩壊、ただの人になってしまった。
崩壊後のロシアの大統領はエリツィン、プーチン...。
元首の交代劇は、国家によってそれぞれ特色がある。
日本では竹下首相以後、二年以上勤めたのは海部首相だけというのは本当なのだろうか?えーっと、橋本首相は何年何ヶ月だっけ?
日本人は自国の総理大臣を変えるのが好きなのだ。何かあるとすぐに首相の退陣論に発展するもんな。世論が望むのなら、首相などバンバン替えればいいのである。民主主義なのだから。他国と比べると異常かもしれないが、これが日本の流儀なのだ。
小泉総理大臣はどのくらいお務めになるのだろうか。

4/24
Mac OS X に初めて触れた。美しさに脱帽である。アプリケーションを立ち上げるとモニター画面の下にアイコン(この部分はドックと呼ぶらしい)が現れるのだが、これがアニメーションになっていて、動くのだ。それ以外にもフォントとかウインドウとか。これは実際に触ってみないと絶対に実感できない。雑誌やWEBでFider画面の写真はチェックできるけど、あれだけではとうていこの新OSの美しさは伝え切れていない。しかし500MhzのCPUをもってしても動作が緩慢なのが気になる。必要なメインメモリはナンと128MB ! (僕が最初に使った漢字トーク7.5は8MBのメモリで動作した)
一応、現在使用中のマシンでも使用可能なのだが、快適に操作するのは無理だろうな。是非とも使ってみたいとは思うものの、現実の導入はいつになることやら....。

4/23
携帯電話でメールしてみて思った事。
1. 文字入力がむずかしい(なれの問題だが)。
2. 長文には向かない。
3. 俺はパソコンの方が好きだ。

4/17
今日の夕餉は電話でのこんな会話から始まった。
「すき焼きはどうやって作るのか」
すでに用意されている材料は牛肉、しらたき、焼き豆腐、ネギ、椎茸、生卵、すき焼きのタレ、土鍋、カセットコンロ、である。
料理になれている人、あるいはすき焼きを食べなれている人なら直ぐわかるだろう。
これらの材料の中に間違っているものがある。そう、そのとおり。土鍋が間違っている。
すき焼きは普通の鍋料理ではない。平らで底が浅い、専用の鉄鍋を使うのだ。
すき焼きをすき焼きたらしめているのは牛肉の存在である。これの調理法がすき焼きのアイデンティティーそのものといっても過言ではない。しらたき、焼き豆腐、その他は、つけ合わせにすぎない。数知れぬ鍋料理に対してすき焼きが一線をかしているのは、最初に牛肉を焼かねばならない点にある。それだけだと焼き肉だが、すき焼きが偉いのは、この直後、つけ合わせとタレをぶち込み、いっしょに煮なければならないからだ。だからこそ平らで底の浅い専用の鉄鍋が必要なのだ。
と、ここまで話して、ヤツの家には鉄鍋がないことがわかった。もう9時過ぎだ。スーパーは開いてない。これだけ揃えておきながらなんで鍋だけがないんじゃ?うーん、困った。
で、どうしたかというと、仕方がないからフライパンを代用しました。風情がないことこの上ない。もうひとつの不満は、使った油がサラダ油だった事だ。
あれは四角に切った白い脂身でなければならないのだ。
でも旨かったから許す。
営業所閉鎖まであと21

4/16
今日の晩飯。鰹のたたき。マグロの刺身。納豆。とろろそば。

4/12
映画版「ハンニバル」。長すぎて2時間ではまとめきれない原作をズタズタに切り裂いて出来るだけ雰囲気を損なわないよう再編集した、って感じ。議論の多かった結末に関しては、最大公約数の観客が望んでいたであろうケースに作り変えてしまった。
前の「羊たちの沈黙」も大胆な編集で原作を短縮していたけれど、今回ほどの違和感はなかった。だいたいが「ハンニバル」は長編小説としてむちゃくちゃに面白いが、常に上映時間の問題がつきまとう映画では「羊たちー」以上に制作が困難だったのではないだろうか。どうせやるなら10時間ぐらいつぎ込んですべてを徹底的に画き込めばよかった。でもそれじゃテレビシリーズだし、残酷すぎてテレビじゃ放送できないし。
新潮文庫の帯にもなった「きみは戦士なのだよ、クラリス。敵は死に、赤子は救われた。君は戦士だ。最も安定した元素は、周期律の真ん中、ほぼ鉄と銀のあいだに現れるのだ、クラリス。鉄と銀のあいだ。まったくきみに相応しいではないか」などに代表されるレクター節に僕はシビれるのだが、これは文学だからこその醍醐味なのかもしれない。
大ヒットしているらしいが、原作の力でしょうな。
営業所閉鎖まであと26

4/11
今日、初めてキリンの「聞茶(ききちゃ)」を飲んだ。焼き物風のボトルのデザインが秀逸である。味のほうは普通のウーロン茶といった感じで、従来の製品に比べて特に変わった印象はないが。関係ないけどボトルが白いから手が汚れているとすぐにわかってしまうよ。食事の前にはキチンと手を洗いましょうねぇ。
コカコーラの「まろ茶」はいまいちだな。あれなら「緑茶」を買うな。
営業所閉鎖まであと27

4/8
つぼ八で「そばめし」を注文した。
焼きそばと焼き飯をかき混ぜて生卵の黄身を真ん中に落としショウガを薬味に添えたものである。
なるほど、旨かった。
営業所閉鎖まであと30

4/5
「激励」
はげまして気を引き立たせること(広辞苑より)

営業部長の川西則隆(45)は上機嫌だった。3月度の「ジュエリー中田」の販売実績が予想を大きく上回って2000万円を超えたからである。店長の小川尚子(36)以下、吉武文彦(25)井上由美(20)と、わずか三名の小所帯にもかかわらず、所内ではずば抜けて高密度な成績であった。利益額は1032万にもおよび、川西の担当する管轄の予算達成に大きく寄与した。全社で四人いる営業部長のうち予算達成は川西のみ。先日の本社営業会議においても社長から直々に指名されて「予算達成のための販売計画と実践」なるプレゼンテーションを行った。
今日、店の誰よりも早く「ジュエリー中田」を訪れた川西は午前9時の朝礼において、三人の社員ひとりひとりの手を握り、声をかけた。
「ありがとう。よくがんばってくれました。君たちの日々の努力に心からお礼を言います。本当にありがとう。これからもよろしく」
まず、店長の小川の右手に自分の両手をそえて握りしめ、上下に振りながら自分から頭を下げ、礼を述べた。感激した小川は「これからも部長のために努力します」と何度も繰り返すのだった。続いて川西は吉武の前に立ち、右手で彼の右手を握り左手で彼の右肩をたたきながら、店長と同じ言葉をかけ、激励した。吉武もまた感激し、さらなる努力を誓うのだった。最後に川西は井上に向かって先のふたりと同じように手を握り肩をたたいて礼の言葉と激励の言葉を続けるのだった....。
「セクハラ、だ!」
このとき、面食いでプライドが高く自意識過剰な井上由美(20)は、中年の川西に直接手を握られた事が我慢できなかった。自分が認めた男にしか自分に手を触れる事を許さない井上は、川西にたいして憎悪に近い嫌悪感を抱いたのである。会社の上司という立場を利用して私の若い身体に触ろうとした、と。そして翌日から井上は出勤しなくなったとさ。

このお話は労働省の「セクハラについてのセミナー」において、実際に「激励」の「例」として「やってはならい」と指導された事項であるそうな。
この事例において全面的に悪いのは川西則隆であって井上由美は被害者なのである。ただ、こんな行為も「当事者同士が同性なら許される」らしい。

4/3
誕生日の贈り物は苺のレアチーズ.デコレーションケーキに蝋燭が三本。よろこんでもらえたかな。
ここ三年、決まった場所で花見をすることにしている。昨日.今日と2001年のお花見は決行された。桜並木の下に車を停めて一服するだけなのだがね。
山田うどんが好きだ。なんといっても名前がいい。「山.田.う.ど.ん」素晴らしい響きである。日本の食堂だ。メニューも良ければ価格も手ごろ、味ももうしぶんない。かつて東村山にある西武百貨店の独身寮に住んでいた友人のところに大阪から訪ねていったとき、最初に食わされたのが山田うどんのうどんだった。真っ黒なスープに度肝を抜かれたものだった。麺までが茶色に染まっていたもんなぁ。広瀬のヤツは「関東人は醤油を入れたら何でも旨いと思っとる味オンチじゃ」などと宣っていたっけ。その後、関東に移住した俺は濃い口の味覚にすっかり慣れてしまったが。
WWW.Yamada-udon.com。俺が愛用してるのは東中山店だぜ。
営業所閉鎖まであと35

4/1
焼きそばと焼き飯をごちゃまぜにした、そばめしというメニューが流行っているらしい。
お好み焼きと焼きそばが合体したモダン焼きというやつは以前から知っていたけど、そばめしは初めてだなぁ。今日行った居酒屋(つぼ八)の春のメニューに、これが新たに登場していた。
金町が言うにはどこかの食品メーカーのサラリーマンが何年も前から会社に提案していたけれど却下され続けたメニューで最近になってようやく採用されて日の目を見たところ意外にも大ヒットしたという。
で、俺が食ったかというと、そうではない。なんだか食欲がわかなかったもんで。次回は試してみようと思うが。
最近、相棒がよく「Smap Vest」を聞いているのだが、我、思うに彼らの唄は、非常に唄いやすい楽曲が多いのではないか、と。実にカラオケ向きだと思う。「らいおんはーと」も「セロリ」もよろしいが、「ちょ、べりべりさいこうや〜♪」っちゅう歌詞のふくまれる唄(曲名は不明)は、さいこうやんけ。
僕は木村拓哉(漢字はあっとるかな)が一番好きです。あのつっぱった唄い方、素敵です。かつて桑田佳祐が田原俊彦の歌唱法をマネして「チャコの海岸物語」という唄を発明しましたが、今度は木村拓哉の歌唱法をマネしてナンかやってくれませんかね。「チャコの海岸物語2001」なんちって。
営業所閉鎖まであと36


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