4 パリ大学文学部図書館
Bibliotheque de la Sorbonne

13 rue de la Sorbonne/75257 Paris CEDEX05
tel:01-40-46-30-27
fax:01-40-46-30-44
アクセス
rue de Sorbonneから、Cour d'Honneurにはいる。中庭の真正面1階(フランス風に言うと)がソルボンヌの図書館です。由緒あるらしき階段を登り、地下鉄の入り口のような機械がありますので、そこに利用者カードを滑らせて下さい。うまくいく場合とうまくいかない場合とがありますので、焦らないように。うまくいくと、横に座っている係員が図書借り出し請求書(1日3冊まで)をくれます。
登録手続き
Cour d'Honneurに入ってすぐ右手に有名なチャペルがあり、その前がCour d'Honneurより一段高いテラスになっています。そのテラスの左手奥に行き、一番奥のescalier Dから、3階まで昇ると、登録カウンターがあります。また、直接行くのではなく、郵便でカードを請求できます。この場合、必要な書類は、Cujasと同じでよいようです。ここの係員は、とても気がいい人で、調子よくやってくれます。ただし、不正確なところがあり、私のprenomを間違えて派遣してくれた学長のprenomを打ち込んでしまいました。カードをもらったら、すぐその場で確認して下さい。
資料請求
 閲覧室に入り、座席を確保します。少し、余裕をもってあたりを眺めてもよろしい。古色蒼然たる19世紀大学のその上で、カードケースが部屋の中と、部屋の右手奥にありますので、ここでちゃんと調べて、書誌情報をノートすること。請求書に書き込むと同時に、手控えの手帳にもかきこんでおくと、後で何かと便利です。
 請求する書籍のcote(請求番号)冒頭の記号に対応する窓口に借り出し請求書を渡します。辛抱強く待っていると、窓口に持ってきてくれます。ただし、いくつもの窓口にわたる場合、どうしていいのかわかりません。きっと、一冊の本を借り出したら、別の窓口に行き、列を作って待つことになるのでしょう。コピーについては、入り口から入って、右手奥突き当たり右にSalle des inventaires(?)があります。その部屋の右にコピー機械が2台あり、コインでも、カードでもコピー可能です。壁にコピーカードの自動販売機があります。Cujasと同じ価格のようですが、Cujasのカードが使えるかどうか、試していないのでわかりません。ここは、A4しかコピーできません。しかも、6月はじめから9月末まで、館外貸し出しを全くしないとのこと。困った。夏休み中、外国人研究者だけに開放するので、おそらく、そのための措置でしょう。夏休み中、フランスに長期滞在している人は、貸し出しがなくても館内読書で頑張るか、バカンスに行ってしまうことしか選択の余地はありません。
資料概要
よくわかりません。Cujas図書館のところで書いたとおりです。貸し出しについては、先述の通りです。
その他
弁当持参の方が、効率的でしょう。ただし、味気なさは否めませんが。SorbonneのCour d'Honneurには、腰掛けがあり、ここで弁当を食べてもよいです。また、少し足を延ばして、rue de Soufflotかrue de Cujasのファストフードの店か、中華の店で食べてもよいでしょう。この辺りは、学生街ですから、コピー屋、書店にこと欠きません。ただし、Place de la SorbonneのBourvard Saint Michel側の角のPUF書店が閉鎖するようです。歴史関係の書籍が充実している書店でしたし、研究者であることを示すもの(学生証、A.N.の利用証など)を見せると、5%値引きしてくれるという嬉しい書店でした。しかし、フランスも大きくかわり、他店との競争にも勝てなかったのでしょう。何でもその後は、ジーンズ屋になるとのこと。フランスの文化の火が、いまひとつ消え、若者文化に席を譲ることになるのでしょう。Bd. Saint Michelをセーヌの方にくだると、左手にGibert Josephの文房具店、さらには書店があります。さらに下って、セーヌ間際のPlace de Saint Michelの両脇には、Gibert Jeuneがあり、ここにも書籍のみならず、文房具を売っています。とくに、両Gibertとも、用済みの書籍を買い取ってくれたり、occasionとして新刊と並んで売っていますので、必要な書籍が結構安く手に入ります。
出会い
今のところ、特記すべきことなし。

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