週末に秋葉原でPsionの実物を見てきた。mx5は電源は入っていたが、日本語変換は試せなかった。REVOは電源入らず。なので触った感じだけの印象。
mx5の方は、Wordでいろいろと入力を試みてみた。その印象としては、キーボードは良い感じ。ある程度タッチタイプできそうである。その一方、REVOは、電源が入ってなかったから正確な印象ではないだろうが、親指タイプ機って感じで、まともに使えるキーボードではないという印象であった。
触った印象としては以上だが、パソコンとのリンクなど、マニュアル無しで触っただけではわからない、気になる点が色々ある。そこで、Psionのマニュアル本「PSION 5mx revo パーフェクトブック」を購入してざっと読んでみた。
その結果、Psionはあくまで独立のコンピュータなんだな、という感じを受けた。要はWPのようなシンクロは期待し難い。WPはボタン一つで自動的に予定表やメモやFileMaker書類までシンクロしてくれてたから、パソコン上WP上を問わず、気付いたら適当に更新してHotSyncするだけで、たいがい何も考えずともOKであった。PsionではどうやらMacLibretto間同様、ファイルを明示的に転送しあう間柄という感じだ。また、(少なくともデフォルトで提供されているものでは)赤外線を使ったファイルの転送ってのはない/弱いような印象。
#その後、Webでいろいろ赤外線を活用できそうな雰囲気の記述は見かけた。が、いずれにせよ日本語が通らない、等の問題も多いようだ。
WPでは赤外線HotSyncをケーブル経由とほぼ同じ感覚で使用できるから、Librettoでは非常に重宝しているのだ。
以上のことから、仮にPsionを購入しても、最悪Libretto(移動母艦)、Psion(長文入力専用機)、WP(PDA)という3台体制が要求される事となるが、当然こんなのは維持しきれる訳がない。うまくPsion一本(+データ加工マシンのLibrettoを可搬母艦として使用)体制に移行できるなら良いのだが、どのマシンも中途半端に使用するようになってしまうと、シンクロしきれないファイルが散在して何が何やらわからぬ混乱に陥る可能性もある、という感じかなあ。
で、結論的には、Librettoの使用をもうちょっと再検討しては、ということか。
WPとは簡単に赤外線HotSyncできるんだから、それこそ外部キーボード的な使用だってやり方次第で不可能ではないのだ。
PsionにPalm Desktopが乗っかってくれれば、この一連の悩みがかなり解消されて言う事無いような気がする。そうなったらまた考えよう。
(2000.05.28/05.31加筆修正)
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