Mobile Information January 1999

携帯電話動向

【５月１９日】またまた軽い携帯電話、世界最軽量ＩＤＯ「デジタルミニモ５３３Ｇ」

いよいよ携帯電話が５０ｇ台の時代になった。ＩＤＯから発売される「デジタルミニモ５３３Ｇ」はなんと重さが５９ｇ。これまで６９ｇだの６８ｇだのと言った競争はあったが、ここで一機に５０ｇ台に突入だ。価格は\32,800で６月上旬に発売予定。連続通話120分、連続待受時間250時間。詳しくはこちら。

【５月１２日】どうしたｉモード！つながらないぞ！

ｉモードがつながらないというトラブルが１１日発生した。ｉモードサービス開始以来初めてのトラブル。原因はこの日にサービスを開始したメールサービスに問題があり、ｉモード本体側に影響を及ぼした模様。ちゃんとテストしておけよな！ドコモさん。銀行振り込みや、航空券予約なんてたいそうなサービスを宣伝文句にする以上、この辺のトラブルは許せません。だってまさに予約ってボタン押したときにトラブル発生なんてことなったら、今のは予約できたのか出来なかったのか、出来たつもりでほっておいたら実は回線トラブルで予約できていなかったなんて事が飛行場に行ってからわかったら損害賠償問題にもなり兼ねませんよ。皆さんもお気をつけて、なにか不安のことが発生したら一応予約確認なんかした方が良いでしょう。それだったら最初から電話して予約するって？ごもっともです。詳しくはこちら。

【５月１１日】ｃｄｍａＯｎｅ好調な滑り出し。

先月１日から全国でサービスの始まった、ｃｄｍａＯｎｅが順調に加入者数を伸ばしている模様。先月中からサービスを開始したＩＤＯは7万8000台、昨年より関西圏を中心にサービスを開始していたセルラーグループも累計で71万4200台と伸びている。アンチドコモ派に織田主任の採用が輪を掛けて一気に盛り上がりはじめた感じでしょうか？あんまり関係ないか．．．詳しくはＩＤＯのサイトとセルラーのサイトでご覧ください。

【５月５日】待ってました！６４ｋＰＩＡＦＳ。ｂｙドコモ

モバイラーに取って通信費は非常に切実な問題。請求書を気にしながら日夜モバイルされている方々も多いはず。しかし世の中はそんなモバイラーを助けようとどんどんサービスが向上している。やっとドコモの６４ｋＰＩＡＦＳが全国でサービス開始となる。と言ってもまだ本当に全国ではなく、東京なら山の手線の内側だけとかエリアに制限がある。また対応しているプロバイダもまだ大手だけである。しかしこの状況も時間の問題であっと言う間に広がることは間違いありません。御自分のモバイルエリアとプロバイダなどサポート状況をチェックしてください。詳しくはこちら。

携帯端末動向

【５月２５日】日本ＨＰから新WindowsCE機発表　ｂｙ日本ＨＰ

日本ＨＰからウインドウズCE Handheld PCProfessional Edition,Version3.0搭載の、「HP Jornada 680」が発表された。この「HP Jornada 680」は、ハーフＶＧＡを搭載した「Jornada」と考えていただければ結構です。ＣＰＵには133MHzの日立SH-3、ＲＯＭ２４ＭＢ、ＲＡＭ１６ＭＢ、５６ｋモデム、標準バッテリーで９時間稼動、価格は13万8000円。見た目は、初代ＣＥ機６２０に良く似ています。詳しくはこちら。

【５月２１日】出るわ出るわ、VAIOの新機種　ｂｙソニー

全く波に乗っている企業は恐ろしい。またまたVAIOに新機種が発表されました。今回発表されたのは、「PCG- Z505FX」、「PCG-Z505F」、「PCG-505V」、「PCG-F26/BP」、「PCG-F23/BP」の５機種。なにが違うんだ？と思いたくなるほどいろんなバージョンが出ますね。まず、「PCG-Z505FX」はPentium II 366MHzを搭載した５０５シリーズの後継機。「PCG-Z505F」はモバイルCeleron 333MHzを搭載した同じく５０５シリーズの後継機。「PCG-505V」はMMX Pentium 300MHzを搭載したPCG-505Sの後継機。「PCG-F26/BP」、「PCG-F23/BP」は、フロッピーディスクドライブ，CD-ROMドライブ内蔵、i.LINK端子を装備したモデル。ふ～...とまあ、ここでどうのこうの書くより、こちらをご覧下さい。

【５月１９日】ＧＰＳ機能付き、デジカメ付き、ＰＨＳ付きＰＤＡ、セイコーエプソン「Locatio」発表

セイコーエプソンから何でもありのＰＤＡが発表された。この「Locatio」には、ＧＰＳ機能がついており現在位置や経路が表示できる。またデジカメが付いていて、静止画を撮影、メールでの送信などが出きる。通信はＰＨＳ機能がついていると、なんでもかんでも欲しい機能をつけちゃえって製品。また「Locatio」向けネットワーク情報提供サービス「i-Point network」も６月９日からサービスする。セイコーエプソンのサイトでは、ヴァーチャル「Locatio」として、画面イメージなど体験できる。価格は１０万円前後となる模様。詳しくはこちら。

【５月１７日】なにやらソニーが怪しげな宣伝をしています。

ソニーがVAIOの後継機をもったいぶりながらWebで宣伝しています。VAIO XRという名前で、14日からちびちびと情報を公開しています。なにやらLCDを開くと後ろから足が立ちあがってくるようです。しかしいつもながらソニーはやることが憎いね～。まあ、売れている会社は何をやってもうまく行くようです。うらやましい～。一度見てみてください。詳しくはこちら。

【５月３日】ザウルスの最高級機「アイクルーズ」登場

シャープからザウルスの最高級機「アイクルーズ」は発表された。つい先日最廉価機「アイゲッティ」を出したばかりだが、今度は価格が１６万円というＰＤＡの価格か？って言うくらいの最高級機だ。しかし、価格の通り確かに機能的にも最高級になっている。まずは解像度640×480ＶＧＡを実現する低温ポリシリコンＴＦＴ液晶。そのきれいなこときれいなこと。また操作性も向上、ブラウザもフレーム対応しており、ＰＣと変わらないものを装備している。お金に余裕のある方、是非手に入れてみては。詳しくはこちら。

その他、モバイル情報

【５月２５日】東京テレメッセージ　事実上倒産

ポケベルで鈴木杏樹を起用して一斉を風靡した東京テレメッセージが負債額２００億を抱えて、東京地裁に会社更生法の適用を申請し、事実上倒産した。確かに最近ポケベルないしはベルなんて言葉を聞いていない気がする。ピッチの登場で地位が危ぶまれ、そのピッチですら携帯との差別化に苦しんでいる今日この頃。確かにベルは既に時代遅れかもしれない。ただ、なんかさびしい気がするのは私だけでしょうか。確かに技術の進歩はわれわれに新しいものを次々提供し、われわれもまたそれに触発されて次々買い換えていく。一見正しい流れのように見える中で、今回のように去っていく技術、メーカーが出てしまう。経営者の方々はこの日進月歩の世の中で如何に生き残るか、真剣そのものでしょう。詳しくはこちら。

【５月１７日】ＩＢＭ｛ＷｏｒｋＰａｄ」用、小型モバイルプリンタ発表　ｂｙカシオ

カシオからＷｏｒｋＰａｄ向け小型携帯プリンタが発表された。これは、ＷｏｒｋＰａｄと赤外線で通信して印刷するもので、幅約７ｃｍの感熱紙に印刷する。以前カシオは、Ｗｉｎｄｏｗｓ９５／９８用プリンタとして「Freedio」を発売したが、今回のものはこれを改良したものと思われる。ちょっと７ｃｍの用紙が小さいように感じるが、まあ無いよりは全然違うと思います。みさなんもモバイルしているときに、”プリンターがあればな～”なんて思ったことありませんか？ＷｏｒｋＰａｄに赤外線でこのプリンタに印刷したらちょっとかっこいいな～。詳しくはこちら。

【５月１３日】軽装モバイラーには朗報。超小型外部記憶装置”Ｃｌｉｋ！”登場。ｂｙアイオメガ

アイオメガから、名刺の半分のサイズのメディアで４０ＭＢの記憶容量を有するリムーバブルメディア及びドライブが発売された。これまでもＺｉｐを初めとする様々なリムーバブルメディアが発売されたが、今回のＣｌｉｋ！はそのメディアのデザインもなかなか斬新。またドライブも実売4万円弱とお手頃。近々ＮＥＣからＵＳＢ対応したドライブも発表される予定。今後一つのトレンドとなりそうです。詳しくはアイオメガ 03-3432-1055へお問い合わせください。

モバイル日記

【５月６日】モバイル雑誌着々と。

最近本屋を覗くとモバイル関連雑誌が大分増えてきた。以前はマイナーっぽい雑誌しかなかったが、日経モバイルも月刊になったし、Ｍｏｂｉｌｅ！、ＭｏｂｉｌｅＭｅｄｉａマガジン等など。また文庫本でもモバイルを題材とした本が増えてきた。着々とモバイルの認知度が上がってきていることが肌で感じられる。その割にモバイル関連サイトというのは当サイト含めてあまり増えていない気がする。雑誌などで紹介されているサイトは大体いつも同じサイトだし。当サイトもこれまで雑誌や新聞など様々紹介していただいております。今度Ｍｏｂｉｌｅ！夏号にも紹介していただける予定になっています。ご期待ください。