哀しみの海

accept/あなたに/渇いた恋/涙の数さえ分からなくなるほど/朝の涙

朝の涙

夢の中でいつかの想い出に会った。

あなたのその手は、
なぜだかあたしのものだった。

ぎゅっとつかんで離すことはないと、
なぜだか思っていた。

あたしは、
なぜだか幸せだった。

目が覚めて、
泣いていたことに気づく。

今のが夢であったことが哀しいんじゃなくて
夢の中で幸せだったことが切なかった。

あなたのぬくもりなんて、
もう覚えていない。

04/09/22

accept/あなたに/渇いた恋/涙の数さえ分からなくなるほど/朝の涙

back