おおぐま座のひしゃくの底に、銀河と惑星状星雲を一度に見ることができる場所があります。

銀河はM108。渦巻き銀河を横から見た形で、暗黒星雲が筋のように入っているのが良く分かります。

惑星状星雲はM97。 肉眼で望遠鏡を通してみると見ると丸くて明るさにむらがあるようにみえます。写真では、中央に中心星がはっきりと写っています。中心星の北西から南東にかけて暗い円形の模様が分かります。 全体も暗い部分が取り巻いているようにみえます。この星雲は、その形からふくろうの顔に似ているので、ふくろう星雲と呼ばれています。