スティーブンスツヤクワガタの採卵及び幼虫飼育例
カンペイ
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幼虫飼育編
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さて、得られた幼虫ですが前記のとおり生半可な醗酵マットで飼育しますとやたら
と落ちました!
15〜16頭の幼虫が得られたのですが現在生存している幼虫はたった3頭になってしま
いました(-_-;)
しかし残った幼虫達が飼育のヒントを色々私に教えてくれました。
幼虫飼育編ではそのあたりをまとめてみたいと思います。
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1)マットの種類
孵化直後の幼虫には、やはり産卵されていたマットが1番だと思います。
いわゆる普通の自作醗酵マットに入れた幼虫はことごとく★でした(T_T)・・・マッ
トが粗悪過ぎたのかな?
2)マットの湿度
幼虫飼育に使うマットも産卵に使用したマットと同様の湿度が必要かと思います。
3)飼育容器
飼育容器に関しては絶対これ!と言う物では無いのですが私の所ではプリンカップ
を使用しています。
初齢、2齢初期までは90cc、2齢後期〜3齢?期(現在)200ccを使用し
ています。
現在200ccカップでは少々狭くなって来たようなので、そろそろミニケースに
でも移してみようかと考えていますが、チョット広いような気もします・・・?
4)追加のマット
200ccカップへの交換時には追加のマットが必要になってきます。
産卵されていたマットがベストかと思いますが、産卵マットはすでに処分していた
為(^^;
私の所ではオオクワ幼虫の食いカスマットを加湿して使用しました。
もちろん?普通の醗酵マットは使わない方が無難だと考えられます。
5)幼虫の生態
幼虫は孵化直後から、まるで蛹室のような部屋を作っていました。
また、この部屋から移動する事もほとんど無いように見受けられました。
どうやら、自分自身の糞も再度食しているようで、コロコロとした糞はあまり有り
ませんでした。
このような生態からも、プリンカップのような小さい容器で飼育できるのかもしれ
ません。
6)成長
日付 ステージ カップ その他
3月中旬 成虫飼育開始
6月中旬 卵 90cc
7月中旬 孵化 〃 25卵中15〜16頭孵化
8月下旬 2齢 〃 ♂親★、幼虫続々★
9月中旬 2齢 200cc 生存幼虫3頭
11月下旬 3齢 〃 マット追加、♀親★
12月上旬 3齢 〃 最大約14g、♂かな?
だいたいこんな感じでした(^^;;;
他の種類よりも成長が遅いようにも感じられますが、これがこの虫の成長速度なの
か環境の為なのかは解かりません。温度は産卵時と同じく25度前後でした。
現在最大約14gまで成長しましたが、まだ成熟した様子は無くもっと成長してくれ
そうです(^^)
写真を見て頂くと解かると思いますが胴細尻デカの姿が特徴的です。ニジイロ、パ
プキン等とは正反対ですね。
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こんな感じで現在まで飼育してきましたがまだ肝心の蛹化、羽化のステージは迎え
ておりません(^^;
無事羽化を迎えたあかつきには、くわ馬鹿で報告してみようかな?
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