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クワガタ虫の幼虫の天敵としてコメツキの幼虫はあまりにも有名である。材を割ったらコメツキ虫だらけとか、幼虫の頭しか無かったなんてことは良くある話。しかしながら、キマワリや、カミキリムシの幼虫は大丈夫と言われていたりもする。本当だろうか?
1.キマワリの幼虫 ![]() これは兵庫県県北のH山でのコルリの材採集時の出来事。キマワリの幼虫がコガネムシの幼虫(良く見かける奴)に噛みついていたのです。実は2度見たことが有り最初に見たのはコクワガタでした。でも写真撮ってなかったのでコガネムシで許して。
2.カミキリムシの幼虫(もしかしたらタマムシかも??) ![]() ![]() このシーンは、ツヤハダクワガタが入っていると思われる材を自宅で割っていたら目撃しました。蛹はツヤハダクワガタの♂です。割ったら、蛹室内にこの蛹とカミキリムシの幼虫が一緒に入っていました。カミキリムシの幼虫はツヤハダクワガタの蛹の頭部の上の部分に口先を刺すような形で入っていました。下の写真は蛹をアップした写真ですが、頭部は黒く変色&壊れてしまっています。
怖いですね〜、恐ろしいですね。飼育されてる皆さんコメツキ、キマワリ、カミキリなどの幼虫には気をつけましょう。採卵の場合には材をレンジでチンした方が良いでしょうね。水に1日つけた程度では全然死にません(きっぱり)。それから、”キマワリは朽ち木で育つからクワガタには無害で大丈夫”なんてふれこみは信じない方が良いですよ。 それではまた。
★ つーさんの森 !
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