何気なく、神戸は三宮の繁華街を歩いていて、ふと目に留まった「オオクワガタ格安セール」の看板。
当時、私的なトラブルで滅入りきっていた私は、
まるで魅入られるように店内へと入っていき、
気がつくと両手には、
51mmと28mmの小型のオオクワガタペア
と
その飼育用品が握りしめられていた。
ここまではまだ良い・・・。
それから1ヶ月後、
知らぬ間に私の実家は幼虫4頭、
成虫2ペアに占拠されることになっていた。
そしてそれから二年・・・。
今や、オオクワは減らして20頭となっているが、
クワ馬鹿編集員でもあるタカさんに
ねだりまくっていただいている
アカアシクワガタに這い出しようのないくらい
どっぷりと浸かっている・・・。
さらに恐ろしいことに、
育てたオオクワで60mm未満の
大歯型はオオクワに見えなくなってきている自分に
気がついた今日この頃・・・。
65mmの大歯は平気で里子に出すくせに、
47mmの小歯が気に入って
未だに嫁のもらい手のない
不憫な息子
のようにかわいがっている自分がいる・・・。
もはや私に後戻りはできないようだ・・・。
追伸・・・
こんな私でも、理解をもって
嫁にきてくれた妻には感謝である・・・。